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学校再開後の進度に驚愕!

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しばらくぶりの更新です。 こちらの地区では、2学期中間テストが終了し、 現在は学力Bテストへ向けて学習を進めています。 また、中学部・高等部は2学期保護者面談の真っ只中です。 2学期期末テストについてですが、 町内の3つの中学校の対応は以下のようなかたちになりました。  A中学校⇒9/14・15実施  B中学校⇒9/16実施  C中学校⇒  実施せず  Σ(・□・;) C中学校は、中間テストを行わないため、2学期期末テストの一発勝負です。 それだけでも、不安要素が多いのですが… 試験範囲が恐ろしく広くなることが予想されます。 今からコツコツ、学習を始めていきましょう。 今年の1学期は、思い返せばコロナの影響で2ヵ月近く学校が休校になっていたんですよね。ときどき、そのことを忘れてしまいます。 こちらの地区でも、あの頃は「学習の遅れ」を不安視する声が圧倒的に多かったと思うのですが、今となっては「あれは何だったのかな?」と思ってしまうような事態になっています。 なぜなら、学校の授業が ものすごーく、進んでいるから。 約2ヵ月の休校期間があったにも関わらず、これまでにないスピードで進んでいる学校があります。昨年と比べると一目瞭然! 例えば、A中の2年数学は、 昨年10月1週目 「一次関数と方程式」P84 今年10月1週目 「多角形の内角の和」P117 と前年の10月(同時期)よりも30ページ以上進んでいます。 C中の1年数学は、 昨年10月1週目 「いろいろな方程式」P105 今年10月1週目 「反比例のグラフ」P147 その差は、まさかの40ページ。 ちなみに、 現中1が今、学習している内容は、昨年の中1が11月下旬 に学んでいた内容です。 繰り返しますが、約2ヵ月の休校があったのにも関わらず、1ヵ月半以上速く進んでいることになります。 調べてみると特に、数学・理科の理系科目を中心に、予想以上のスピードで授業が進んでいるようです。 休校期間に伝えられていた数年かけて学習の遅れを取り戻すという方針は、どこへ行ったのでしょう。 塾としては、この状況をどうやって乗り越えようかと試行錯誤しながら、生徒たちのために対応策を考えてきました。 生徒たちも、とてつもなく大変な思いをしています。 この件についてはずっと我慢していましたが、いろいろと思うところがあったため、保護者面談でもお話

重たい鎖の原因は何だ②

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前回の続きです。 学校が休校となっていた期間中は、オンラインで授業に参加する生徒が7割以上でした。 それに伴い、授業で使用するプリント類の準備、ZOOMの招待メール送信、実際に来ている生徒の対応、ネットの不具合が起きた場合の対応など、通常時は行ってなかった業務がたくさん増えました。 実際にオンライン授業の準備の中心となって動いていたスタッフは目が回るような忙しさだったと思います。本当に優秀な人間です。 彼はあまりの忙しさに、今もまだ床屋にも行けず髪の毛がすごいことになっています。 とにかく、私たちは何とかこの苦境を乗り越えようと、知恵をしぼり、時間を費やし、オンラインの準備のために当然お金も費やしました。 恐らく数多くの学習塾が、同じように必死に過ごしていた休校期間だったと思います。 別に自慢をしたいわけでも、褒めてもらいたいわけでもありません。 これが自分たちの仕事だから。 学習塾の仕事は、 勉強を教えて、生徒の成績を上げて、目標を達成させること。 コロナがあろうとなかろうと、いつもと同じように学校外での学習の場と機会を提供することが私たちの仕事です。 だから、休校期間中も、 目標を達成させるために、授業を行って、間違った問題の解き直しをさせて、宿題を出して、覚えたかどうかをテストして、できていなかったら叱って、きちんとできていたら努力を認めてあげる。 いつもと同じように接することを心がけていました。 「こんな時に勉強なんて・・」と言う人もいるかもしれないけど、 でも、この期間、私たちが日々行っていたのは「学習指導」だけではなかったと思います。 オンライン授業を受けている生徒の様子を見ながら、「今日も一人一人が元気に学習に取り組んでいる」ことを確認するのが、日々の大切な仕事の一つでした。 毎日じゃなくても、週2回~3回、生徒が家で取り組んだ宿題や小テストの勉強を見れば、その子がどんなふうに家で過ごしているか想像ができて、安心できます。 生徒の内面を勉強を通じて見ることで、休校期間の子供たちを見守ってきました。 だけど、学校が始まり、1週間が過ぎたところでふと思いました。 休校期間に私たちがしていた「見守り」は、本当に私たちがするべき仕事だったのか? これは、塾に通っている人だけでなく、学校に通っているすべての子供たちが必要としていることじゃなかったのか? 本当に「

重たい鎖の原因は何だ?①

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気が付いたら、もう6月。 このブログも放置状態でしたが、なぜか放置している間も過去の記事を読んでくださっている方がいて、とても驚いています。 ブログのコミュニティからの訪問者が多いので、塾関係の方が読んでくださっているのかな? と勝手に想像しています。 いつも読んでくださり、ありがとうございます。 今日は書きたいことを書きます。 塾のお知らせやニュースなどは、Facebookにも載せているので ここでは、あまり気を張らずに自分の思っていることを書きたいと思います。 思えば、前回の記事を投稿した1月末頃からから「コロナ」というフレーズをよく耳にするようになりました。 そして、学年末テストを終えたすぐ後に、一気にコロナの波が押し寄せて、私たちの心に重たい鎖のようなものを残していきました。 そこから先は、何をするにも鎖が引っかかって自由に動きが取れない状況が続きました。 コロナ禍の中で迎えた受験シーズン。 「学校が休みになって自由に勉強ができる!」と気丈に話してくれていた受験生たちも、心の中では小さな不安と闘っていたと思います。 立派な高校1年生になった今は、当時の気持ちなんて忘れているかもしれないけど、 私は、あの状況の中でも愚痴も言わず、ただひたすら黙々と問題に取り組み続けた彼らのことを忘れることはないと思います。 2月から3月にかけて、数日間の休校措置をとりましたが、私たちは無事に2019年度を終えることができました。 その後、春期講習から4月半ばまでの期間は比較的穏やかに過ぎていきましたが、北海道の状況は悪くなるばかりで、再び学校休校になるのは時間の問題だと覚悟していました。 そして、4月17日の緊急事態宣言。 学習塾は面積が広いところはダメで面積が狭いところはOKという、よくわからない区分けをされて、うちの塾も営業自粛を逃れられない状況になりました。 連休前だったこともあり、ゴールデンウィークを延長するかたちでの休校措置をとりました。 当初は学校の休校期間がいつまでなのか正式には発表されていなかったのですが、最悪5月いっぱいは休みになる可能性が高いと予測していました。 そうなったら、授業はどうする? 「学校が休み→塾にも行けない」という構図が重たい鎖となって、この先も苦しむことになるのか?そのとき、本当に苦しむのは、誰なのか? 金銭的な補償を受けて5月の1か月

道コン中1 500点満点に変更されたけど…②

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ところで、新しい公立高校入試問題は 「基礎的内容と思考力、表現力、判断力」を問う問題が、 バランスよく5科目に取り入れられた入試になるそうです。 これって、全国学力学習状況調査に似た問題が増えるということでしょうか? 確かに今の北海道の公立高校入試と、全国学力テストの内容はかけ離れています。 しかし、それ自体には、特に大きな問題はないと思いますが。 でも、もしも全国学力テストのような問題が 公立高校入試にも出題されるようになれば、どのようなことが起こるでしょう? 大多数の人が対策をするようになります。 もちろん全道各地の学習塾でも徹底的に対策を行います。 塾に通う中間〜上位層が問題の形式に慣れることで、 必ず全国学力テストの正解率は上がります。 そうすれば、毎年下位に沈んでいる都道府県順位も多少は上がるかもしれませんね。 一体誰のための改革なのか。 通塾率の低い地域では、基礎学力すら危うい子どもたちがたくさんいます。 表現力?判断力? その前に、わかりやすく表現するための基礎知識や、 正しい判断をするための基礎学力の習得が必要です。 学校に週5日通って、毎日6時間の学習指導を受けていても、 残念ながら基礎的な問題が理解できず、全く問題が解けない子どもたちが 本当にたくさんいます。 (ここ10年で、その割合は増えていると実感しています。) そんな子どもたちが、受験をする公立高 校入試が変わろうとしている。 今、重大な局面にいるのです。 中間から上位層が多い塾側としては、高校入試改革のすべてが改悪だとは思っていませんが、 現状の学力に問題がある子どもたちを多く抱えている学校側はどのように感じているのでしょうか? 一度しっかり、意見を聞いてみたいものです。 にほんブログ村

道コン中1 500点満点に変更されたけど…①

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1月10日と11日は、中学生の北海道学力コンクールでした。 テストを受験した皆さん、おつかれさま! まずは、解き直しをしっかり行うこと。 なぜ自分が間違ってしまったのか、分析することで自分の弱点が見えてきます。 ケアレスミスという言葉で片付けてしまうのは簡単だけど、 せっかく何時間もかけて頑張って受けたテストなのだから、 最後まで自分のミスとしっかり向き合いましょう。 人は成功から学ぶ事よりも、失敗から学ぶ事の方が何倍も多いものですよ。 先生方も採点をしながら、皆さんの間違った問題を徹底的に分析して、 次回へ向けての指導に活かしていきます! 今回の中1の道コンから、1科目100点の500点満点に変更になりました。 長らく60点満点の道コンの答案を見続けきた者としては、 やはり100点満点には慣れません^^; 点数そのものを見たときの感覚の違いはかなりありますね。 500点満点だと、定期テストの点数が思い浮かんでしまうので、 普段の定期で90〜100の高得点をとっている生徒にとっては なかなかショッキングな点数になっているかもしれません。 昨年度のデータや8月道コンと比較するために、 今回のテスト結果も60点満点に直してみたところ、 大幅な点数の増減は見られませんでした。 ただ、数学や国語の配点については、 これで本当に良いのか?と疑問に感じる点が多々ありました。 恐らく他の塾関係者の方からも様々な意見があると思いますが、 2年後の高校入試改革に向けて改善していってもらえれば、 と期待しています。 それにしても… 新しい高校入試の問題数や難易度について 道教委からもう少し丁寧な説明が必要だと思います。 「裁量問題はやめる」 「500点満点に変えて、時間は50分にする」 って、それだけでは余りにも情報が少なすぎます。 小出しにしているのか、それとも決まっていないのか…。 (恐らく後者だと思いますが。) 北海道の小中学生の学力向上を目指して、 思考力やら判断力やら表現力を問う問題を増やすのは結構ですが、 それがどういったものなのか事前に示さなければ、 子どもたちは力を鍛えることができません。 現中1生の受験の機会は、1回しかありません。 まず1年間は様子をみて…というわけにはいかな

学力テストCの平均点~全道平均・町内平均&小樽潮陵・桜陽目標点

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中3生は、三者面談の時期になりました。 当塾でも今週から本格的に三者面談がスタートしました。 これまでの道コンの結果や、学力ABCのSSなどを保護者と生徒本人と一緒に確認しながら、志望校を決めていきます。 直近のテストだけではなく、過去に受験した模試の結果も重要な資料となります。 生徒自身はどのような結果であっても、これまで一つ一つのテストに真剣に取り組んできたのだから、その結果を踏まえてお話をさせていただいています。 志望校が決まったら、あとは目標に向かって努力するのみです! 今年の中3生の皆さんが受験までの期間、自分自身を見失わずに最後まで頑張ってくれることを期待しています。 11月に行われた学力テストCのデータです。 【学力Cの全道平均点と近隣中学校の平均点】 【学力CのSS(偏差値)と得点】 学力ABCの偏差値データから算出した小樽潮陵・桜陽の目標点(目安の点数)です。 当然、内申ランクによって公立高校入試での目標点は大きく変わります。 「現段階での自分の学力」と「志望校の偏差値」との比較データとして参考にしてください。 にほんブログ村

学力Bテストの平均点 ~全道平均・町内平均~

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学力Bテスト【10月実施】の予想平均点が判明しました。 各科目のSS(偏差値)も参考にして、今後の学習に役立ててください。 中3生は学力テストや道コンなど、大切なテストが連続して行われています。 時間配分を失敗してしまった。 ケアレスミスを連発してしまった。 弱点単元で点数を落としてしまった。 テストが終わるたびに、様々な発見があります。 自分の弱い部分を知ることは、とても大切なことです。 真剣にテストに取り組むことで、点数UPに繋がる新しい発見もできるはずです。 入試本番で実力を発揮するために、一つ一つの実践練習で得た情報を次の学習に活かしていきましょう。 勉強の内容や方法で悩みがある人は、是非ご相談ください。 塾生の皆さんは、次のテストへ向けて一緒に頑張りましょう! ※各高校の目標SSは、3STEPで指導の際に目安としている偏差値です。  実際の目標点数は、ランクによって異なります。 にほんブログ村