道コン中1 500点満点に変更されたけど…①


1月10日と11日は、中学生の北海道学力コンクールでした。
テストを受験した皆さん、おつかれさま!
まずは、解き直しをしっかり行うこと。
なぜ自分が間違ってしまったのか、分析することで自分の弱点が見えてきます。
ケアレスミスという言葉で片付けてしまうのは簡単だけど、
せっかく何時間もかけて頑張って受けたテストなのだから、
最後まで自分のミスとしっかり向き合いましょう。
人は成功から学ぶ事よりも、失敗から学ぶ事の方が何倍も多いものですよ。
先生方も採点をしながら、皆さんの間違った問題を徹底的に分析して、
次回へ向けての指導に活かしていきます!

今回の中1の道コンから、1科目100点の500点満点に変更になりました。
長らく60点満点の道コンの答案を見続けきた者としては、
やはり100点満点には慣れません^^;
点数そのものを見たときの感覚の違いはかなりありますね。
500点満点だと、定期テストの点数が思い浮かんでしまうので、
普段の定期で90〜100の高得点をとっている生徒にとっては
なかなかショッキングな点数になっているかもしれません。

昨年度のデータや8月道コンと比較するために、
今回のテスト結果も60点満点に直してみたところ、
大幅な点数の増減は見られませんでした。

ただ、数学や国語の配点については、
これで本当に良いのか?と疑問に感じる点が多々ありました。
恐らく他の塾関係者の方からも様々な意見があると思いますが、
2年後の高校入試改革に向けて改善していってもらえれば、
と期待しています。

それにしても…
新しい高校入試の問題数や難易度について
道教委からもう少し丁寧な説明が必要だと思います。
「裁量問題はやめる」
「500点満点に変えて、時間は50分にする」
って、それだけでは余りにも情報が少なすぎます。
小出しにしているのか、それとも決まっていないのか…。
(恐らく後者だと思いますが。)

北海道の小中学生の学力向上を目指して、
思考力やら判断力やら表現力を問う問題を増やすのは結構ですが、
それがどういったものなのか事前に示さなければ、
子どもたちは力を鍛えることができません。
現中1生の受験の機会は、1回しかありません。
まず1年間は様子をみて…というわけにはいかないのです。

次へ続く



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