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10月, 2018の投稿を表示しています

学校からは返事が来ない・・・けど。

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小学校での英語の授業の進め方について、以前学校にいくつかの質問をしていました。 (関連記事 「学校からの返事を待つ」 ) 確か、質問をしたのは、1学期だったと思うのですが・・・まだ返事はありません。 私が知りたかったことは、新指導要領の移行措置期間が始まった 『今年度の英語の授業の目標をどのように設定しているか』についてです。 塾で指導するにあたって、国語や算数と同じように学校での授業を意識するべきなのか、1学期の時点では、あまりにも情報が少なすぎて決めることができませんでした。 もしも、国語の漢字と同じように、学校でも英語の単語テストのようなものを定期的に実施するのなら、もちろん塾でも、それらの単語について触れてあげたいと考えていました。 ちなみに、漢字テストであれば、1年間に習得しなければならない漢字はすでに決まっていて、教科書を見れば一目でわかります。 そういうものが、小学校の英語にもあるのかどうか、教えてもらいたかったのです。 勉強するべき単語さえわかれば、それらを毎日の家庭学習の中でも取り組むように指導することもできます。 でも結局、学校からは返事もなく、よくわからないまま2学期が始まり、1年の半分が過ぎてしまいました。 以前も記事で触れましたが、新指導要領では、小学生のうちに600~700語の単語を習得するように設定されています。 今年度だけのことを考えると、現在の小5・6は確かに移行措置期間の生徒ですが、この子たちは数年後、大学入試改革の荒波の真っ只中にいる生徒です。 「できれば、一年でも早く準備を進めてあげたい。」 「今できることをいち早くやらせてあげたい。」 そう考えるのは拙速だったのでしょうか? 子どもたちは、楽しそうに学校での英語の授業の話をしてくれます。 英語で伝えたり、英語を聞いたりする力は、昨年より大きく伸びていると感じています。 でも、どんなことをしているのかは、子どもたちの話を聞けば想像できますが、 どんなことを目標としているのかは、やはり、はっきりとは見えてきません。 そんなモヤモヤした状況が続いていましたが、 今日、以前教室に来てくださった教育関連会社の方からメールが届き、 関東や関西の現状についてのお話や、小学校英語の情報をいただきました。 内容については次回の

書く力と読む力〜大人になっても必要なもの〜

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LINEなどでやりとりをすることが増えてくると、圧倒的に衰えていくものがありますが、 なんだと思いますか? それは、「書く力」です。 LINEでは、かしこまった長い文章は好まれず、1〜2文でのやりとりが続きます。 本当に親しい仲であれば、文を打たなくてもスタンプ一つで意思を伝えることもできます。 とても便利で使いやすいものではありますが、相手の気持ちを予想しながら文章を書き綴る「手紙」などと比較すると、圧倒的に頭を使わなくても済んでしまうツールです。 そして、「書く力」が衰えることによって、長文に触れる機会を失って 自然と「読む力」も衰えていきます。 とは言っても、中高生は、毎日、国語や社会の教科書を読み、学校行事のあとには作文を書かされているのだから、大人よりも文章に触れる機会が多いと感じているかもしれません。 国語の説明文のような長い文章を読んだり、作文や感想文を書かされる面倒くさい作業は、学生のうちだけだと考えている人もいると思います。 でも、残念ながら、 大人の社会こそ日頃の仕事のなかで「書く力」や「読む力」を必要とされているのです。 特に日本は、文書社会です。 おそらく、世の中のほとんどの仕事は、書類の作成が必須です。 お客様や取引先などとのメールには、スタンプは使えません。 「わかりました。」の一言で済む簡単な内容でも、かしこまった挨拶文が必要になる場合もあります。 また、文書の作成とは関係ないと思われる職種でも、 間違いなく「文書を読んで理解する力」は絶対に必要です。 便利なシステムやアプリが、次から次へと登場したとしても、 それを使いこなすためには、自分で説明書を読んで理解しなければいけません。 説明書があるのに、ちゃんと読まずに「これはどう使うのですか?」と質問ばかりしていたら呆れられます。 仕事以外の場面でも、大人になると「○○の手続き」「○○のご案内」などといった文書が、日常には溢れています。 それらをきちんと理解しなければ、生活に支障をきたすこともあるのです。 しっかりとした書き言葉で書けるかどうか。 書かれたものを読んで理解できるかどうか。 この二つは、社会に出てから必ず試される力です。 でも、必要だからといって短期間で身につけられるものではありません。 今

学年末試験日程が、予想外の展開に!

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「今年の冬休みは、短くなる。」ということは、以前から耳にしていました。 その理由は、9月7日の胆振東部地震の際に起こった大規模停電です。 停電の影響を受けて、町内の小中学校は3日間ほど休校になりました。 もちろん、その分の授業時間が削られたため、冬休みの期間を短くして対応するということは予想の範囲内でしたが、まさかこのようなかたちになるとは、思いもしませんでした。 1/10(木) 3時間授業 1/11(金)  学年末試験  &  北海道学力コンクール実施日 1/12(土)  休み 1/13(日)  休み 1/14(月)  休み 1/15(火) 始業式 全部の中学校ではありませんが、 中3生のみ、始業式の前に、前倒しで学年末試験を行うことになりました。 例年、中3生は、冬休み中に入試に向けての受験勉強を行います。 さらに、その合間を縫って、学校の学年末試験の勉強もしなければいけません。 普通の状態でもかなり厳しいスケジュールの中で、試験対策を行わなければいけないのですが、今年は更に厳しい状況になってしまいました。 まず、北海道最大の受験者数のテストである北海道学力コンクール(道コン)と、学年末試験がかぶってしまっています。 道コンは、後日受験というかたちで別の日に受けることもできますが、そうなると正確な順位や帳票が出ません。 なので、体力的にも大変な中で、学校での学年末試験が終わってから同日の夜に受験してもらうことになりそうです。 北海道の塾関係者であれば、わかっていただけると思いますが、1月道コンは受験者数も多く、特に受験生にとって最も大切なテストなので、できれば生徒には万全の状態で受けてもらいたかったです。 学年末試験と道コンが同じ日になってしまったことについては、おそらく偶然の一致なので仕方ないのかな、と思いますが・・・。 でも、12日~15日まで土・日・月と3日間も休みがあるのなら、その間にしっかり学年末のための勉強をする時間を与えて、16(火)か17(水)に学年末試験を行ってほしかったです。 ただでさえ、学年末試験の範囲は、広範囲に及ぶことが多いため、学習する時間を確保するのが難しいのですが、もしも今年、試験日をせめて始業式のあとにしてくれたら、丸3日間は試験対策にあてることができるのです。

学習塾あるある「カタカナ」

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学習塾あるある。 理解していただける方も多いと思います。 英語で新しい単語が出てきた際に、カタカナで読み方を書かせることがあります。 例えば、「window=ウィンドウ」。 (本来、英語をカタカナに直して書くという考え方自体が間違っているという意見もありますが・・・そうすると、いつまでたっても「これなんていうの?」と聞かれるので、私は読めるようになるまでは書かせています。) 生徒「ウィン・・・」 生徒「ウィン・・・ド・・・ あれ?カタカナの『ド』ってどうやって書くんだっけ?」 英語を習い始めの小学生はもちろん、中学生になってもカタカナが思い出せない生徒がいます。これ、珍しい話じゃなくて、本当によくあるんです! しまいには、時間があまりにもかかるので「ひらがなでもいいから書きなさい」と言うと 生徒「ひらがなの『ど』って、どんなのだっけ?」 と、完全に混乱状態になります(笑) 『difficult』 とか、『beautiful』なんて、英単語を覚える前にカタカナでつまづいてしまいます。 「カタカナって、そんなに書いたりする機会はないから仕方ないか・・」と考えていたのですが、この間、驚くべき事実を知りました。 高校に入ってからの「世界史」は、カタカナだらけ!! マルクス=アウレリウス=アントニヌス! なんと高校に入ってからも、カタカナで苦しむ生徒がいるそうです。 (そういう私も、世界史のカタカナ地獄の洗礼を受けて、受験で世界史を使うのを断念した1人でした・・・) 外国の方からすると、日本語は敬語の使い方などを除くと、文法の面ではそれほど難しくくありませんが、使用する文字が「平仮名」「カタカナ」「漢字」の3種類もあるので習得するのが大変だという話を聞いたことがあります。 日本人にとっても、習得が難しくなりつつある「カタカナ」。 小学校のうちに、完璧にしておくことをおすすめします。 にほんブログ村

学力テストBの平均点が判明

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中3学力テストBのおおよその全道平均が判明しました。 現在、進路でお悩みの方は、志望校を決める際の一つのデータとして参考にしてください。 偏差値50に最も近い点数を掲載しています。各科目60点満点です。 上段が全道平均、下段が余市町内の中学校の平均点とSS(偏差値)となっています。 国語   全道 41点 余市 36点(SS44.8)  数学   全道 30点 余市 22点(SS44.2) 社会   全道 32点 余市 24点(SS43.4) 理科   全道 31点 余市 23点(SS43.4) 英語   全道 33点   余市 25点(SS44.0) 合計   全道 167.5点 余市 130.0点(SS43.2) ちなみに、余市町内で一番平均点が高かった学校の5科目合計平均点は、140.8点でした。偏差値に換算すると45くらいです。 最も低かった学校は、122.0点で偏差値は41.7でした。 学力Aと比較してみると、前回の全道平均は162点で、それほど大きな差ではありませんが、全道でみると少し平均点は上がりました。 同様に余市町の平均点も、前回の126.6➡130.0点と上がっています。 しかし、SS偏差値で比較すると、 学力Aでは43.5、学力Bは43.2とやや下がったかたちになります。 いつか、町内のSSが50を超える日が来るのでしょうか。 単純に点数を比較するだけでなく、偏差値を調べて全体の中で自分の成績がどの位置にいるのかを把握するのも大切なことです。 来月実施の学力Cの結果も含めて、学力テストでの自分の偏差値を調べてみても良いと思います。 塾生の皆さんは、塾での三者面談時に詳しくお話しますが、塾生以外の方でも学力テストの結果をお持ちいただければ、進路の相談を受け付けていますので教室までお問合せください。 以前の記事 「余市町内の内申点の付け方」 でも少し触れましたが、倍率があまり上がらない後志管内の高校入試では、内申ランクが高い生徒はそれほど点数を気にしなくても合格できてしまう場合があります。 しかし、内申ランクの恩恵を受けられるのは高校入試までです。 特に、進学校は入ってからが勝負! 今から勝負に備えて、他の地域の生徒と十分に闘える学力をつけてもらいたいと思います。

国公立に行きたければ、上位8%を目指せ!

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今年度の受験情報誌を読んでいて気付いたのですが、『大学進学率』高くなりましたよね。 20年前と比較すると偏差値的には明らかに下がっているはずの高校でも、進路実績を見ると大学へ進学する生徒の割合が増えています。 昨年度の全国の大学・短大進学率が過去最高を記録しているので当然のことなのですが、北海道内の高校生も大学進学を希望する生徒が明らかに増えていることがわかります。 では、余市町がある後志地区と全国を比較するとどうでしょう? 表は昨年度の高校卒業生の進路先の割合を示したものです。 (後志は、公立高校のみの数値です。) 大学進学率は3割で、就職した人の方がやや高くなっています。 ちなみに全国で最も大学進学率が高いのは京都府で66.2%です。 (北海道は44.5%で全国39位) 「大学進学を希望する生徒が増えたなぁ」と感じていたのですが、実際は全国的に見ると北海道も後志も、それほど高くはなかったということがわかりました。 詳しく調べてみると、後志地区の高校卒業生のうち、国公立に進学した生徒は10%で、私大は21%という結果でした。 しかし、上の表の後志の数値は、後志教育局が発表したものなので、公立高校を卒業した生徒のみの結果です。 ここに、後志の私立高校の卒業生223名を入れると、少し割合も変わってきて、上記の数字より大学進学率が下がり、専門学校・就職の割合が上がります。 では、私立高校も入れて、国公立大学への進学率を出してみると、 現役の国公立大学進学率は、 8.3% でした。 様々な資料を見て計算して出したものなので、正式に発表された数値ではありませんが、全国の国公立合格者の割合が9%前後と言われているので、大きく外れていることはないと思います。 ということは、割合だけを見て、ざっくり考えると、中学校で上位8%以内に入っている生徒は、国公立大に進学できる可能性が高い、ということになるでしょうか? 70名の学年なら、5~6名。 40名のクラスなら、3~4名です。 余市町の生徒数は、だいたい1学年で140名~150名なので、 毎年11~13名が国公立に現役で入るくらいの確率ですね。 もちろんこれが正しいということではなく、あくまでも目標を立てるときの目安になる数字です。

初めての全道3位&全国3位入賞!

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今年度4回目の参加となった『速読甲子園2018』で、3STEPは全道3位に入賞しました。 思い返せば、初年度は21位→2年目は7位→3年目は5位。 そして、今年は初の全道TOP3です。 北海道は激戦区なので、なかなか上に上がれなかったのですが、今年はついに目標達成することができました。 ↓ 速読甲子園2018結果 速読甲子園は、全国で「みんなの速読」を導入している塾の受講生が、速読能力を競い合う大会です。 大会は団体戦と個人戦に分かれています。 今回全道3位となった団体戦では、受講生全員が脳トレにチャレンジしますが、その中で教室内の上位5名の合計点が教室の成績となります。 3STEPも小学生から高校生まで、80名以上が参加して日頃のトレーニングの成果を競い合いました。 脳トレでは、画面に映った記号や文字を瞬時に記憶したり、計算をする力が必要ですが、驚異的なスピードで正解を導き出す生徒もいます。 本当に一瞬、ぱっと映っただけで覚えられるそうです。 トレーニングしていない人が見たら、「は????」と目を疑ってしまうほどのスピードです。 今年は、さらに個人戦の高校2年生の部で全国3位に入賞した生徒もいました。 速読甲子園の個人戦での3位入賞は初めての快挙です! 個人戦で高得点をとるには、長文を速く読み解く力と短文を記憶する力の両方が必要となります。 普段から、真剣にコツコツとトレーニングに取り組んでくれている生徒なので、その成果を発揮することができて本当に良かったです。 団体戦・個人戦の成績優秀者は、後日表彰します! また、次月の教室通信にも掲載するので楽しみにしていてくださいね。 にほんブログ村

学力Bテストの平均点

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中3の学力Bが終わり、すでに学力Cに向けての勉強を始めていると思いますが、 この時期になると中3生は忙しくなりますね。 塾は秋休みを経て、明日から再スタートです。 全員で合格を目指してがんばろう! 今年の3年生にとって一番効果的な学習方法を先生方も一生懸命考えて、どんどん実践していきます。 まずは、次のテストに向けて着実に力をつけていきましょう。 学力Bテストの余市町内の中学校の平均点は、 【国語】36.1点  【数学】22.1点  【社会】24.4点 【理科】22.8点  【英語】24.7点  【合計】130.1点 ※数学は、1校で差し替え問題あり。 3STEP塾生平均と町内の平均点を比較すると、 【国語】45.1点(+10) 【数学】33.6点(+11.5) 【社会】34.8点(+10.4) 【理科】30.6点(+7.6) 【英語】36.5点(+12.1) 【合計】180.7点(+50.6) 学力Cも頑張ろう! にほんブログ村

町長に聞いてみたかったこと。

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昨日行われた教育講演会には、町長も講師の一人として出席されていました。 前日に子どもの全国学力テストの結果が返ってきたので、その件について質問しようかなぁ、と考えていました。 始まってビックリ! 隂山先生が一番最初に流したVTRの中で、紹介されていた小学校の全国学力テストの結果がいきなり登場しました。 「全国平均より高い」とか、そんな曖昧な表現ではなく、バーンと数字(点数)で登場です。 その後も、全国学力テストの結果は、様々な指導の成果を紹介する中で何度も登場しました。指導の成果を「子どもたちがみんなできるようになった」「勉強が好きになった」などという、ぼんやりした表現で表すのではなく、きちんとした数字で見ることができたので、すんなりと納得することができました。 また、隂山メソッドを取り入れた指導を徹底的に行っていた小さな小学校の卒業生が、中学進学後に11名中10名が20番以内に入った、という話もされていました。VTRの中でも、学校の先生方が子どもたちの学力向上に取り組んできた成果を堂々と発表されていて、私にとってはとても新鮮でした。 全国学力テストについてもアンケートについても、講演の中では、学校ごとの結果が当然のごとく数字でバンバン紹介されていました。 どの学校も、元は学級崩壊や学力の低さなどの問題を抱えながらも、先生方の熱心な取り組みよって平均点が上がっていった様子がグラフなどで表されていました。 自治体の教育を見直して、学力を上げることによって人口も増えたという例もあると、余市町の町長もおっしゃっていました。 町長からプログラミング教育や隂山メソッドの導入のお話も出ていたので、これから本気で教育に力を注いでいく考えを持っているということが伝わりました。 それならば、まずは、現状を正確に把握できる体制を作っていただきたいです。 今のままでは、一部の学校関係者を除いて前年度の結果との比較もできない状況です。 本気で取り組む前に、せめて余市町内の平均点とアンケート結果の公表を急ぎでお願いしたいです。 前回の役場からのメールでは、「過度の競争や学校の序列化につながるおそれがある」という理由から数値の公表は行わない考えであるとのことでした。 今回の講演会での隂山先生のお話や、全国の学校の経験談を聞いても、町としての考えは変

隂山先生のお話のまとめ。

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余市町PTA連合会主催の教育講演会に行ってきました。 「子どもの可能性」というパネルディスカッションの講師として、 隂山メソッドの隂山英男先生とソフトバンクのCSR統括部長の池田昌人さんが、余市町にいらっしゃってお話をしてくださいました。 (カバンに入っていたので、くしゃくしゃでスミマセン・・・) とても勉強になりました。 隂山先生のお話のすべてが「そう、そう!」と自然に頷いてしまうものばかりだったのですが、なんといっても説得力があるのは、データに基づいた話をされているということです。 教育現場で実際に行った指導の結果をきちんとした数値で示すことで、学校側の取り組みとその成果の因果関係がはっきりと伝わってきて、 何となくモヤモヤしていたものが、すーっと晴れていく感じがしました。 久しぶりに理想論ではない、教育論を聞かせてもらいました。 小学校では「学力を上げたからと言って、学校生活が充実したものになるわけではない。」「勉強よりも、勉強以外から学ぶことの方が大切で、尊い」という考え方が主流なのかと思っていましたが、でも実際は、学力を上げるために思いっきり力を注いでいる学校や先生方が、全国にはたくさんいるんですね。 学力向上は、子どもたちの幸せに繋がって、さらに先生方の幸せにも繋がるという話を聞いて、とてもスッキリしました。 様々なお話を聞きましたが、隂山先生が一番強調されていたのは「集中力の大切さ」だと思います。 『集中して勉強をして、学力を身につける』のではなく、 『勉強をすることで、集中力を身につける』のだそうです。 集中力は、社会に出てからも確実に自分の役に立つものです。 なので、学校は集中力を身に付ける場でなくはいけません。 「集中してやるから、集中力が身につく。」 「だらだらしてやったら、だらだらが身につく。」 ごく当たり前のことですが、やり方や やらせ方については、私も反省すべき点があると感じました。 何をやらせるか(学習内容)よりも、どうやらせるか(学習方法)の方が大切で、指導者は常にもっと良い方法がないか、考えなければならないと痛感しました。 指導方法の話の中で、アクティブラーニングの話に少しだけ触れていましたが、そのあたりはもっと詳しく聞きたかったです。 いろいろな質問もしたかったのですが、時

今年の全国学力テストが返ってきた

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前回の投稿 「全国学力テスト結果~教えてほしい、返してほしい~」 で触れていた 全国学力テストの結果表が、ついに返ってきました。 平成30年度の 全国学力学習状況調査 の結果表です。   封筒に入っていたのは、以下のものです。 ①全国学力・学習状況調査結果のお知らせ(表)  生活状況調査(裏) ②国語・算数・理科の個人の結果表 ③個人票の見方について 個人票には、自分の正答数と全国の平均正答数が書かれています。 自分が全国的に見てどのあたりの位置にいるのか、グラフから知ることができます。 偏差値などは、掲載されていません。 塾の生徒が普段受けているような「学力コンクール」や「模試」の結果表と比較すると、内容は非常にさっぱりしていますね(笑) ①のお知らせの中に、各科目の学校全体の結果に対する学校からのコメントが載っています。 学校平均の具体的な数値 は載せられていませんが、国語A・Bと算数A・Bは、「全国平均をやや上回る」、理科は「同等の結果」という結果だったそうです。 学校平均が全国平均と同等の結果だった理科については、 「知識として理解すべき 科学用語や実験器具の正しい使い方 を問う設問で正解率が低かった」ということで、それに対する改善策として、 「 科学用語・実験器具の使い方の確実な定着 」と書かれていました。 算数についても、 「 円の学習や式に合った問題を考える問題について、課題が残る 」ということで、 改善策の欄には、「 円の学習、文章問題の復習 」と書かれていました。 はい・・・・そうですよね。その通りです。 裏面には、生活状況調査の結果が掲載されています。 子どもたちは60問以上のアンケート形式の質問に答えたそうですが、 「 紙面の関係上抜粋 」ということで、そのうちの13問の結果が載っていました。 アンケートには、全国平均等の表記はなく、学校のみの結果と、それに対する学校からのコメントが載せられていました。 一応自分で、全国平均と比較してみましたが、下記の2問で全国との差が大きいと感じました。黒文字が学校の結果、赤文字が全国平均です。 ①自分には、よいところがあると思いますか? あてはまる 31.0( 41.2 ) どちらかというとあてはまる 39.

全国学力テスト結果~教えてほしい、返してほしい~

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教育委員会に、再度質問したメールの返信は、まだ来ません。 今回の件をきっかけに、全国の自治体がどのように「全国学力・学習状況調査」の結果を公表しているのか調べてみました。 北海道は、平成29年度はほとんどの市町村が同じテンプレートで、全国平均や全道平均との差を公表していました。↓ 全国学力テスト結果 北海道版市町村状況 今回の結果については、全国との比較はもちろん人口や学校規模が近い市町村との比較も大切なことなので、北海道教育委員会のホームページがから全道の市町村の状況を確認できるのはとても便利でした。 「人口が多い市だから平均点が高い」というわけではなく、 小規模な小中学校しかなくても、良い結果を残している町村も数多くあります。 これまでのイメージと異なる発見も多く、興味深いデータだと感じました。 ちなみに、今回、それぞれの自治体の平均点やアンケート結果を確認しましたが、 その結果を見たからと言って、教育委員会がおっしゃっていたような『序列化』や『過度な競争』という言葉は頭には浮かびませんでした。 そんなことより、 「なぜこの地域は結果を残しているのか?」「どんな取り組みを行っているのか?」 そういったことの方が気になります。 膨大なお金と時間を費やして貴重な手に入れたデータです。 テストを行ったからには、データは広く活用されるべきです。 詳細を公表せずに、簡単に「全国より低い」「やや高い」「同じ」などの言葉で済ませるのは、やはり納得がいかないと改めて思いました。 H29年度は全道179市町村中、HPから確認できるのは174市町村。 確認できないのは、5つの自治体だけです。 (そのうち、後志は「余市」「仁木」「赤井川」の3町村。) 今年度の結果についても、詳しく分析を行い、ホームページなどでも公表し始めている自治体も続々と増えてきました。 今年は全国テストのアンケートを2学期以降の指導に活かすために、国は結果の発表を早めたそうです。 小6・中3の4月に行った調査なのだから、当然早い段階で本人にフィードバックするべきです。 なぜなら、次の4月からは中学生・高校生となり、学習のスタイルも生活も大きく変わってしまい、せっかく行った調査が本人には活かされないということに、なりかねないからで

教育委員会から返信がきた

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9月21日に、町のホームページから以下の質問をしました。 件名:今年度の全国学力調査の結果について 町の調査結果の発表は、何月頃の予定でしょうか? 今回は市町村別の結果も、是非公表していただきたいと思います。 町内の子どもたちの学力・学習状況を理解する上で大変重要な資料となりますで、 できるだけ早い段階での公表をよろしくお願いいたいます。 すると、本日返信が来ました。 具体的な文面は載せられませんが、 結果としては、 「具体的な数値を上げた公表はしない」 ということでした。 理由は、 「学校の序列化や過度の競争につながるおそれがある。」 からだそうです。 学校別の公表をしてくれ、とは言ってないんだけどな・・・。 ただ普通に、他の市町村と同じように町内の子どもたちの平均点や各科目ごとの正解率や、生活に関するアンケートの結果を知りたかっただけなんですけど。 ちなみに、市町村別の結果を公表してほしいというお願いについては、 「本調査の結果は、本町分のみ提供されているので、町村別の結果の公表は難しい」 と言われました。??? その、「本町」の結果が知りたいのです! 全国でも多くの市町村が公表しているはずなのですが、 我が町は、具体的な数値は発表していません。 「全国より低く、全道よりやや低い」といったような大まかな公表の仕方だそうです。 でも、せっかく時間とお金をかけて行った調査なのだから、 結果を自分の目で確かめてみたい。 ただ単に平均点や正解率を知りたいだけではなくて、 拙い分析かもしれないけど、自分なりに町内の子どもたちの学力・学習について考える資料が欲しいだけなのです。 というわけで、再度教育委員会に質問をさせてもらいました。 クレーマーとは思われたくない・・・。 実際、クレームを入れているつもりはないけど、 しつこく言ったら、そう思われてしまうだろうか? こういうとき、どうすれば良いのか本気で考え中です。 関連記事 こちらもお読みください。↓ 「町長に聞いてみたかったこと。」 「全国学力テスト結果~教えてほしい、返してほしい~」 「今年の全国学力テストが返ってきた」 にほんブログ村

勉強が楽しい ~プレテスト対策~

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今日から本格的にプレテスト対策スタート。 最初の30分にテスト対策の進め方の説明をじっくり行いました。 「〇の付け方」 「ポイント評価」 「解き直しノート」 「確認テストの進め方」 など、テスト対策のルールには、すべて意味があります。 間違ったところをそのままにせずに解決しながら進めるための工夫が施されています。 なので、ルールをきちんと守って行えば必ず結果は出ます! 説明している最中も、「早くやりたい!」という雰囲気を見せてくれた6年生。 2時間目の個人別の時間は、私語もなく黙々と問題に取り組んでいました。 一番早い生徒は、1時間で算数のテキスト8ページ、確認テスト3枚を終わらせて 満足そうに帰っていきました。 また、普段は社会を覚えられないと言っていた生徒たちも、 一生懸命暗記の作業に取り組んでいました。 「大変だけど、なんか楽しい。」 そう思えるようになれば、必ず乗り越えられます。 あと半年で中学生。 残り半年でどこまで成長してくれるか、心から楽しみにしています。 にほんブログ村

部活の目的って…なんだ?

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塾を始めてからの長年の疑問があります。 一生懸命がんばっている子たちを前にして、 あまり大きな声では言えませんが・・・ 「部活って、なんで毎日あるの???」 毎日あるのがダメって言うことではなくて、 なぜ、同じ部活動を毎日やらなければいけないのか?ってことです。 当然、「もっと強くなるため」とか「試合で勝つため」には 毎日の練習が欠かせないんでしょうけど。 でも、そもそも中学・高校の部活動の本来の目的は何なのでしょうか? まさか、「大会で良い成績を残すこと」ではないですよね? ひたすら強くなることや上手くなることを追求するのが、 学校の部活動の本来の目的ではないと思います。 学校という全員が必ず通う場所で、 勉強以外の「スポーツ」「音楽」「芸術」などに触れる機会を作ってあげることだって 大切なこと。 例えば、こんな感じで放課後を過ごす選択肢があっても良いと思うのです。     ↓ (月)バスケットを楽しむ。ドリブルシュートを教えてもらう。 (火)フルートに挑戦。音が出るようになった。 (水)図書館で本を読んだあと、自宅で自主学習。 (木)先生に習って油絵を描いてみる。 (金)グラウンドで走り込みと、筋トレ。 放課後は、子どもたちにとって宝物のようなスペシャルな時間です。 (大人になったら、放課後なんてないので・・・) 学校が終わってから、家に帰るまでの数時間でチャレンジできることは いくつもあります。 運動が好きな子なら、一つのスポーツではなく様々なスポーツをやってみるのも良いと思います。 そこで自分に合ったスポーツを見つけられれば、 一生楽しむことのできる趣味を手に入れることになるのです。 ブラック部活という言葉がありますが、 実際に平日はもちろん、土日も部活動を行っている学校は少なくありません。 中高生だって、家族と過ごしたり、旅行をして見聞を広めたりすることも 大切ですよね。 今の小学生の保護者や子どもたちに話を聞くと、 スポーツや音楽は好きだけど、体力面や勉強との両立が心配で、 帰宅部(無所属)を選択しようと考えている人もいるようです。 今の状況では、部活動は 「全くやらない」か「がっつりやるか」の2択ですよね。 そんな人のために週に1~2回しか活動しない部活

授業で使用した図〜小、中の各科目の関係性〜

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小学校の授業で使用した図です。 最初に見せたときは「???」の反応だった小6生たちですが、 説明をすると「おーっ!」と納得してくれました。 この図は、「小学生の勉強」と「中学生の勉強」の関係性を表したものです。 グレーの部分が小学校、白い部分が中学校です。 例えば、数学。小学校で勉強する内容は中学生の内容と比べると、少なく見えます。でも、中学での数学の内容は、小学校の算数の上に成り立っています。算数が土台となって、その上に中学の数学があるので、もし、小学校の算数の勉強をせずに、中学へ入学してしまったとしたら、いくら頑張っても上に積み上げていくことができません。どちらにしても、小学校の勉強からのやり直しが必要です。 では、社会はどうでしょう? 社会については小6から「覚え方がわからない。」 「どうやって勉強したらいいかわからない。」などとの声をよく聞きます。中には、今から勉強してもどうせ忘れるから中学に入ってから頑張る、と考えている人もいると思います。確かに数学とは違っては積み重ねの教科というわけではないので、いつでもやり直しがききそうですが。。。 しかし、社会科は小学校で勉強した内容が、そのまま活かされる教科です。中学で学ぶはずの白い部分を、小学校時代に埋めていってもいいのです。 小学校での理解度が高いほど、中学で新たに覚えることは少なくて済むのだから、 極端な話をすると、中学で勉強する内容をすべて先取りして学んでしまうことも可能です。 というわけで、今週から小6の中学先取り【プレテスト対策】がスタート。 秋休み中の計画をしっかり立て、試験対策のプロセスを学ぶことが今回の最大の目標です。普段、忙しく過ごしている人も、そうではない人も、自分なりの時間の使い方を考えてほしいな、と思います。 ※英語について 現段階では、小学校の外国語の授業が、中学以降の英語学習の役に立つのかどうかはわかりません。 ただ、英語のゲームやアクティビティを通じて英語が好きになり、その後の学習に大きな影響を与える可能性がある。 ということで、図としては小学校の学習が中学校を突き抜けた形になっています。 にほんブログ村

2人に1人は推薦入学~大学入試の変化~

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ここ数年、AO入試や指定校推薦で大学に入学する生徒の数は、 右肩上がりに増えてきています。 私立大学の 合格者の半数以上が、推薦入試 だと聞くと、 40代以上の方は驚くと思います。 なぜなら、1990年代は推薦で私立大学に入学した人の割合は、約3割。 20年前は「大学受験=一般入試」という考え方が一般的でした。 しかし、現在は 国立大学でも6人に1人 が推薦合格。 公立大学は4人に1人 。 私大は2人に1人 が一般入試を受けずに、大学生になった学生ということになります。 最初から推薦入試をすすめる高校も多く、 「指定校推薦」の数をアピールポイントとして 生徒募集を行っている私立高校も少なくありません。 大学側からしてみると、少子化のため一般入試では思うように学生が集まらない大学が 学生獲得の手段としてAO入試を利用している場合もあります。 人気の私大は、AO入試であってもより高い学力・知力を求められますが、 そうでない場合には、基礎学力が身についていない生徒でも受け入れるケースもあるようです。 「大学でbe動詞の授業を行っている。」「中学校の参考書を使っている。」 などという噂を耳にしたことがありますが、 AO入試・推薦入試の比率が高くなったことが原因の一つではないかと思います。 私は、受験勉強が人生の無駄になることはないと思っています。 推薦であろうと、AO入試であろうと、 高校生のうちに大学進学後も十分にやっていける学力を身に付けて、 堂々と大学生活を楽しんでもらいたいと思います。 関連記事もお読みください。 「国公立に行きたければ、上位8%を目指せ!」 にほんブログ村

パンケーキもない、私立中学もない。

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毎朝観ている朝のニュース番組で、 美味しそうなスイーツや楽しそうなイベントを見るたびに、 「食べてみたいね。」 「行ってみたいね。」 と子どもたちと話をします。 でも、次の瞬間。 「 あ・・・東京だね 。」 「 北海道には、ないね 。」と、苦笑い。 人口2万人弱の町には、パンケーキ屋さんもなければ、子どもたちが喜ぶイベントもめったにありません。 私は自分が生まれ育った町がとても好きだけど、時々、子どもたちには申し訳ないな、と思うことがあります。 例えば、絵が大好きな子どもがいて、小さな頃から毎日のように家で絵を描いていたとします。 近くに気軽に通える絵画教室があれば、通わせていたかもしれません。 いくつかの美術館があれば、休日には絵を見せに行っていたかもしれません。 住んでいる場所が違っていたら、 世界が広がっていたかもしれない と思ってしまうことがあります。 現在、塾では「速読トレーニング」を指導に取り入れていますが、 先日、全国の速読受講者数を確認したとき、 小学校低学年から速読トレーニングを始めている人が想像以上に多くて、驚いてしまいました。 教育についての情報が溢れている地域では先を見据えた習い事をさせているご家庭がやはり多いのだと実感しました。 余市・小樽の公立高校の数は、 小樽潮陵(普通科)・小樽桜陽(普通科)・余市紅志(総合学科) 未来創造(職業科)・小樽水産(職業科)の5校。 私立高校の4校を入れても、選択肢は多くはありません。 そして、 私立中学校については、現在は1校もありません。 全国の中で最も中学受験者数の割合が高い地区では、3人に1人が国立・私立の受験をすると言われています。 それが良いとか悪いとかではなく、自分が受験するかどうかは別として、友達やクラスメイトに「中学を受験するために勉強をしている人」がいるということは、少なからず、自分の学習意欲にも影響を与えるのではないかと思います。 決して、都会は学力が高くて、地方は教育に無関心という話ではありません。 地方の子どもたちが、中学受験というものの厳しさを想像できないように、都会の人たちは、おそらく理解できない 「物足りなさ」 が、地方にはあります

北海道が全国平均以上の項目

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全国学力学習状況調査の結果について 各地方自治体による分析が発表されている地域もありますが、 余市町はまだですね。 ちなみに、まだ個人に返却されていない小学校もあります。 7月末には、北海道全体の結果が発表されました。 学力の順位は、まあ…いつもとほぼ変わらずです。 中学生では国語と理科に改善が少し見られたようです。 今回は、アンケート結果に注目してみました。 点数は、全国平均を下回っている教科がほとんどですが、 アンケートは、全国平均以上の項目がいくつもあります(笑) 【全国平均より高い項目】 ❶児童回答 ・放課後、家でテレビやインターネットを見たり、 ゲームをして過ごしている。 ❷学校、先生の回答 ・授業では、課題の解決に向けて自分で考え、自分から取り組むことができている。 ・習得・活用及び探究の学習過程を見通した指導方法の改善及び工夫を「よく行った」 ・学習規律の維持の徹底を「よく行った」 ・児童生徒の姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき、教育課程を編成し、実 施し、評価して改善を図る一連のPDCAサイクルの確立を「よくしている」 ・前年度の学習状況調査の自校の分析結果について、調査対象学年・教科だけで はなく、 学校全体で教育活動を改善するための活用を「よく行った」 ・校長のリーダーシップのもと、研修リーダー等を校内に設け、校内研修の実施計画を整備す るなど、組織的、継続的な研修を「よくしている」 ・学級運営の状況や課題を全教職員の間で共有し、学校として組織的な取組を「よくしている」 学校回答は、全国を10ポイント以上上回ってる項目がほとんどです。 全国的にみても、学校回答はトップの成績では? それに対して、子どもたちのアンケート結果は、 あまり思わしくなかったようですね。 放課後の過ごし方で、 1日あたり1時間以上勉強する人の割合は、 小学校で57.1%、中学校で64.7% 。 全国と比べて、小学校で9.1ポイント、中学校で5.9ポイント低い。 学校以外の場所で勉強をすると答えた人の割合も 予想通り低かったです。 今はまだ北海道全体の結果の分析のみですが、 後志や余市町の結果が発表されたら、 すぐに分析して保護者の方々にも報告する予定です。 いつ頃

2学期中間テスト結果が教えてくれたこと~成績が伸びる生徒~

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2学期中間テスト結果報告 中2 A 平均  455.8 点  (町内平均 285.0点)+170.8点 中3 A 平均  420.9 点  (町内平均 289.0点)+131.9点 中1 A 平均  413.3 点  (町内平均  291.0点)+122.3点 中2全体平均  411.5 点   と 400 点以上を平均点で大きく超えるクラスが多数出ました。   特に中2 A クラスは全員が420点以上で、最高得点は 489 点でした。 これらのクラスの生徒たちに共通していることは、 試験対策の取り組み方のレベルが高いということです。 ・試験対策時の動きがスピーディー!  塾に入室してから帰るまで無駄な時間を作らない。 ・宿題をこちらから出さなくても自分から課題を見つけて家でも自主学習を行っている。 ・部活が忙しいなかでも勉強との両立ができている。 ・集中力をキープしながら試験対策に臨んでいる。 塾自体の宿題の量は以前と比較しても大きく減っているのに 前向きに点数を取りたいと気持ちが、 試験対策の取り組み方によく表れていたと思います。 生徒の頑張りと保護者のご協力があったからこその結果です。 ニコニコしながら点数を伝えに来てくれると こちらも本当に嬉しくなります。 当初、3STEPは「宿題が多い」とよく言われていましたが、 実際は、通常時の宿題は最低限のことを出しているだけです。 おそらく普通の塾とそれほど変わらない量だと思います。 そして毎回の宿題チェック時に、生徒一人ひとりと話をしながら、 モチベーション管理に努めています。 試験対策が始まったら、その分生徒の皆さんには頑張ってもらいます。 わからないことは自分から質問する体制を作り、 混みあっているときには、質問予約表に記入させることにしています。 シャイな生徒も先生方が個々に声をかけながら進めるので、 最初のうちは自分から動けなくても少しずつ動けるように変えていきます。 受動的な生徒より、能動的な生徒の方が成績の伸びは大きいのです。 試験対策の基本は、いかに能動的に動くことができるか? という点にあると、今回の中間テスト結果が教えてくれました。

無料塾って言葉は、あまり聞きたくない

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子どもの貧困は大きな社会問題です。 塾に通いたくても、通えない子どもたちが全国にはたくさんいるそうです。 言い換えると、お金の問題は別として、 学校教育以外の教育を欲している子どもたちが たくさんいるってことなのでしょうか? 日本には、義務教育の場が、ちゃんとあるのに。 それは置いておいて、『無料塾』の話。 もっと勉強したいと思っている子どもたちに学習の場を提供してあげることは、 良いことだと思います。 無料塾は、今の世の中に必要なものだから、全国的に拡がっているということも理解できます。 でも、やっぱり気になってしまう。 「無料塾」という言葉。 私たちは、保護者の皆さんから授業料をいただいて、生徒に学習指導を行っています。 もちろん裕福なご家庭もあれば、苦労をしながら子どものためを思って、何とか塾に通わせている方もいるはずです。 その思いが十分に伝わっているからこそ、私たちは本気で子どもたちに学習指導を行います。 そして「親がどういう思いで、お金を支払って君たちを塾に通わせてくれているのか?」ということを、生徒一人一人に、きちんと理解させたいと考えています。 無料塾という言葉を初めて耳にしたとき、 「大切なお金をいただいて私たちが行っていること(=教育サービス)を 無料で行っている場所があるのか・・・」 と少し落ち込みました。 無料塾には、母子家庭や生活保護世帯のみを受け入れている塾もありますが、 大半が特に制限を設けておらず「だれでも無料で!」という場所が多いようです。 もしも、近くに無料塾ができたら・・・どう対処しましょう(笑) 塾を生業にしている者としては、やはり不安に感じてしまう部分もあります。 私たちは以前から、公教育と塾が協力できるようになれば、 子どもたちの教育環境は、これまで以上に良いものになると考えてきました。 放課後は部活動やその他の業務で多忙な先生たちに代わって、 学習支援が必要な子供たちのために、 学習塾の立場で何かできることはないか?と考えてはいましたが、 まさか、学校と塾以外の「無料塾」というものができるとは、想像していませんでした。 これから先、どのような拡がりを見せるのかわかりませんが、 「無料の塾=良心的な塾」「有料の塾=お金儲けの塾」のような構図に

迫りくる大学入試共通テスト ~情報過疎地域から思う~

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今の中学生や小学生を見ていると、 「この子たちは、センター試験じゃなくて、新しい共通テストで受験するのか・・・」 とちょっと身構えてしまいます。 大学入試改革は、いつの間にか現実のものになるんですね。 遠い夢の話だと思っていました。 もうすでに共通テストの試行調査が始まっていますが、様々な課題が出てきているそうです。 まず、「難しすぎる!」という点。 新しい形式の試験なので、慣れるまではもちろん難しいと感じると思いますが、 どうやらそんなに単純なことではではないようです。 従来のマークシート形式以外に、記述形式の問題も出題され、 国語の長文記述問題では完全正答率が1割以下の0.7%の問題もあったそうです。 国語力の強化は、すぐに成果が出るものではないので、小学生のうちから対策が必要ですね。 また、数学も記述式の問題の対策も考えなければなりません。 どうしても今までの受験生の学力と照らし合わせて考えてしまうのですが、 やはり二次対策で数学を勉強している理系の受験生は大丈夫だとしても、 文系の受験生にとってはかなり厳しいですよね。 試行調査では、記述問題の全3問の正答率は1割未満だったそうです。 さらに、記述問題の採点についても問題が指摘されています。 採点基準を厳密にしても、採点者によって偏りがでる可能性もあり、 そうなると、「採点ミスで不合格になった」などという事件が頻発しそうです。 どちらにしても新しいことに対応するためには、様々な情報収集が必要です。 北海道が情報過疎地域にならないように、常にアンテナを張っていてほしいです。 もちろん私たちも小さな町から一生懸命情報を集めるつもりです。 にほんブログ村

学力テスト総合A ~なんで教えてくれないの~

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9月に行われた学力テストAについてですが、 国語 やや簡単   数学 少し難しい 社会 普通     理科 普通    英語 普通 ぼんやりした表現で申し訳ありませんが、 全体的に「普通」という感じの内容だったのでしょうか。 北海道からも市町村からも、学力テストの平均点等は、 全く発表されていないので、予想の範囲でしか答えられません。 道コン事務局が各塾を通じて収集してくださったデータによると、 SS50➡162点(300満点中)となっています。 各科目の点数を比較すると、数学が高得点がとりにくテストだったのかな、と。 さて、この学力テストですが、全道のほとんどの中3生が受験しています。 内容については、近年の入試とは少し異なるという指摘もありますが、 各学校の先生が作成した、試験範囲も難易度もすべてバラバラの定期テストに比べたら 入試のデータとしてはとても貴重なものだと思います。 以前の記事でも書きましたが、全国学力調査なんかよりよっぽど役に立ちます。 でも、平均点などは公表されないんです。 様々な事情があるんでしょうけど・・・ね。 貧困層の学力低下とか、教育格差などを声高に掲げているのなら、 全員が   塾に行かなくても   学校で   無料で  受けられる学力テストの 正しいデータくらい公表してあげるべきなのでは? 全道や地区ごとの平均点などがわからなければ、正確な進路指導は難しいと思います。 実際に、難易度を完全に無視して、 「〇〇高校なら、学力テストで200点以上とらなきゃダメ。」 などと、おおざっぱな話しかしない先生もいます。 中1・中2時の学力テストの偏差値などと比較すれば、 生徒の学習状況もより細かく知ることができます。 テストは、データを得るという大切な役割を持っているということをよく考えてもらいたい。 町内の余市町内の中学校の平均点は下記の通りです。   国 数 社 理 英 計 町内 33.9 19.3 24.4 23.9 25.0 126.6 全道 38 29 31 32 32 162 ↑道コン事務局調査

届け、1.5倍の法則

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小学生の生徒たちを励ましたり、叱ったりするとき、 「もっとがんばらなきゃだめだよ。」とか 「今度はきちんとやろうね。」などと 漠然とした言い方をしてしまうことがあります。 言っていることは間違ってないけど、これでは伝えたいことの半分も伝わらないのではないかと反省しています。 指示は、いつも具体的に。わかりやすく。 それをいつも心がけるようにしています。 生徒たちが毎月月初に書いている目標も、できるだけ具体的に書くように指示しています。 最初のうちは、「漢字をがんばる」としか書けなかった子も、学年が上がってくると 「漢字テストのときに100点をとれるように毎回ノートに練習をする」 などと少しずつ具体的に書けるようになってきます。 さらに、6年生になると 「理科と社会は最低でも週に2回は、家庭学習を行う。テキストを各教科16ページ終わらせる。」 と、より具体的な部分まで考えて目標を立てられるようになります。 目標設定に迷ったときは、『単純に1.5倍の法則』の話をします。 これは、私が勝手に考えた法則ですが、 「2倍のことをやるのは難しいけど、1.5倍ならやれるかも」という法則です。 今日から頑張ろうと決心しても、何をどう頑張ればいいのかわからない場合もあります。 そんなときは、「毎日1時間の勉強量を1.5時間に増やしてみる。」 「毎日2ページの家庭学習を行っている人は、3ページに増やしてみる。」 と言ったように、単純に1.5倍の目標設定をしてみるのです。 それでも、とても忙しくて、時間も量も増やせないという場合は、 「スタートを早くする」ことを提案します。 例えば、小6になり、周りの友達が 「中1になったら、しっかり勉強をやる。」と言っているのであれば、 自分はその半年前から始めてみる。 10月から中学の勉強を意識できれば、それだけでも1.5倍の法則に当てはまります。 真上を向いていたら、歩けないけど、ちょっと目線を上げるだけなら、今からでもできます。 今日からでも始められる1.5倍の法則の話が、生徒たちに届いていればいいな、と思っています。

プレテスト対策前の小6に伝えたい事

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あと半年で小学部を卒業する小6生が、 一足早く中学部の試験対策を体験する「小6プレテスト対策週間」の時期がやってきました。 いよいよ本格的に中学部進学に向けての準備が始まります。 来週のスタートに先駆けて、今日は「勉強をする目的を考えてみよう」というテーマで授業を進めました。 日頃、子どもたちが何となく口にしている 「どうして勉強しなきゃいけないんだろう?」 「この勉強はいつか役に立つ日がくるのかな?」 という疑問を解決しなければ、今回のプレテスト対策は成功しないと思ったからです。 子どもたちには、2つの視点から勉強する意味や目的について話をしました。 【勉強する意味を自分中心の視点で考えた場合】 現在の大学、短大の進学率は58パーセント。 専門学校も入れると約80パーセント以上の人が、高校卒業後に進学をしていることになります。 その割合から考えると、 「勉強なんてしなくてもいい。自分の将来には役に立たない。」 なんてことは、ほとんどの人が言えないはずです。 だって、8割以上の人は、少なくとも22歳(20歳)までは、勉強をしなければいけない環境の下で生きていくのです。 約16年もの間、勉強をしなければならないのなら、勉強を好きになった方が良いでしょう。 勉強することを楽しめるようになった方が良いでしょう。 どうせなら苦手よりは、得意になった方が良いでしょう。 だから今から、やれることをスタートさせてみよう。 【勉強の意味を社会的な視点から考えた場合】 日本には教育を受ける権利や、教育を受けさせる義務があります。 どうしてそんなものが生まれたのか、考えてみよう。 国が定めた決まりの中には、平和主義というものもあります。 これは、戦争をしてはいけないという決まりです。 日本は昔、戦争でたくさんの人の命を亡くしてしまいました。 そんな悲しい出来事は、もう二度と起こしたくないという人たちの強い想いが平和主義という決まりを作りました。 その平和主義と同じくらい大切なものとして、教育の権利や義務があります。 昔の人たちが、多くの失敗を通じて学んだ結果から生まれた大切な決まりです。 だから、まだ真剣に勉強について考えたこともないのに、勉強が人生に役に立たないなんて、軽く言うのはやめよう。 今回の授業が、勉強

英語の授業は、どう変わる?②

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前回の記事の続きです。 英語の授業は、どう変わる① 小3~小4は、すぐにでも実現可能でしょう。 アクティビティ中心の授業は、今も日本中で行われていると思います。 では、小5~小6は、どうすれば実現できるのでしょうか? 今のところの予定では、 小5・6の2年間で中2の半ばまでの文法内容を学習するとなっていますが、 単純に授業コマ数で比較してみると、 ■現在の中1~中2半ばまでの授業コマ数】 140×1.5年=170コマ ■新指導要領での小5~小6の授業コマ数】 70×2年=140コマ 今の中学生が170コマで学習している内容を 小5・小6は140コマで学習することになるのですね。 (作った人は、小学生に英語を教えたことがあるのかな・・・?) ここの地域だけかもしれませんが、 現在、学校のみで英語を勉強している小6生は、 単語はほとんど書けません。そして、読めません。 今は移行措置期間ですが、 数年後の小学生には卒業時までに、 中2半ばまでの英語力を身に付けさせなければいけないのだから、 相当の準備が必要ですね。 小学校5~6年生の段階で躓いてしまったら、 中学生~高校生にも大きく影響を与えます。 小学校の先生の責任重大です! 中学生についても大きな不安が残ります。 今後は中学卒業時には、英検3~準2級程度の力が求められるそうですが、 現実の世界のお話をすると、今年の4月頃の発表では、 英検3級程度の学力に到達している中3生は40%で 国の目標の50%に到達しなかった、という悲しい結果になっていました。 現段階で英検3級程度が4割。 数年後には国の目標(基準)として、英検準2級程度の学力を求められる。 実際に学ぶのは、子どもたちです。 移行措置期間に、十分な準備を行わなければ、 大学受験で痛い目に遭うのも、子どもたちです。 今の段階から始められることをしっかり考えてもらいたいと思います。 にほんブログ村