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余市町のH30年全国学力テスト~質問調査編~

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しつこく書いてしまった「全国学力テスト」についての記事も、多分今年度はこれが最後になります(笑) 思えば、昨年末に『余市町の結果を知りたい』と思って 余市町のホームページや北海道教育委員会のサイトを探し回ったのですが、結局見つからず・・・ 「他の市町村は、載っているのになぜ余市はない?」と疑問に感じたのが始まりでした。 その後、教育員会に問い合わせたりもしましたが、結局昨年度と同様になってしまったのが残念です。 最後に、児童生徒に行ったアンケート調査の結果です。 なんと・・・これは、「数値」を発表しています。 主に『家庭での取り組み』に関係のある項目だから、具体的な数値の発表もOKというかことでしょうか・・・。 以前、小学校からもらった学校別の結果公表でも、アンケートの結果についてはバッチリ数字で表されていました。 中には、「自分には良いところがあると思うか」「人の役に立つ人間になりたいと思うか」など、子どもたちの内面に迫るような質問もあったので、こちらの方が繊細に取り扱わなければならないのでは?と感じてしまう質問もあったのですが。 主な結果について 余市町内と全国の結果の差が大きい項目は以下の2つです。 ●自分にはよいところがあると思う。  小学生 29.5%  (全国41.2%)    中学生 16.8%  (全国33.7%) ●学校の授業以外に平日1日あたり1時間以上勉強をする。 (学習塾や家庭教師に教わる時間も含む)  小学生 65.9%  (全国66.2%)  中学生 56.8%  (全国70.6%) ちなみに、調査結果に掲載されていたのは、9つの質問についてのみでしたが、 子どもたちは全部で92問のアンケートに答えたそうです! 改善策の中にも書かれていましたが、一番驚くべき点は 平日に1時間以上勉強をすると答えた生徒の割合は、 小学校では全国平均とほぼ差がないにも関わらず、中学校では大幅に下回っている点です。 また、余市町内では、中学生は小学生よりも勉強時間が少ないということが数字でも示されています。 中学生の学習内容は、当然小学生よりも分量も多く内容も難しくなっていますにもかかわらず、なぜ、このような逆転現象が起きるのでしょうか? 今回の調査結果を受けて、余市町が示した改善策は

余市町のH30年全国学力テスト~テスト結果編~

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4月に行われた全国学力テストの余市町内の結果がやっと発表されました。 発表された内容は以下の通りです。 ①結果の概要  全国の平均正答率と比較した余市町全体の状況 ■小学校 国語A➡下回っている  国語B➡下回っている 算数A➡下回っている  算数B➡下回っている 理 科➡下回っている  ■中学校 国語A➡下回っている  国語B➡下回っている 算数A➡下回っている  算数B➡下回っている 理 科➡下回っている 下回っているとは、平均より3ポイント以下の正答率の場合を指すそうです。 -3ポイントでも、-5ポイントでも、-10ポイントでも同じ表記になるので 結局のところ、「平均より下」という以外はよくわかりません。 ②教科ごとの結果及び改善策(抜粋) ■中学校数学について ・「数と式」「図形」「関数」は全国平均との差が大きい。 ・基礎的な問題の取りこぼしがある。 ・記述式の問題については、無解答の生徒が多く苦手としている傾向がある。      ↓ 改善策「問題文をしっかりと読み、途中まででもしっかり書くという指導を行う。」 ■小学校国語について ・質問の意図を明確にとらえることができず、無回答率の高い問題がる。      ↓ 改善策「文章を読んで筆者の伝えたいことを理解し、要約する力の育成をはかる。」 以前問い合わせた際にも言われていましたが、学力テストの結果については、 数値的な発表は一切ありませんでした。 全道の大多数の市町村が公表している「全道・全国との比較」のグラフもありません。 町内の子どもたちの弱点がどの単元なのかが一目瞭然でわかるレーダーチャートもありません。 「言葉」で書かれた内容から、町内の子どもたちの学力の現状を知ることはとても難しい作業です。 この結果報告書のプリントを子どもが学校から持って帰ってきた数日後に、同じものが回覧板で回ってきました。 該当学年以外の家庭に対しても学校から配布があったのかどうかはわかりませんが、 北海道教育委員会のホームページからいつでも結果の詳細を見ることができる道内の大多数の市町村と比較すると、今回の公表の仕方が適正なのか疑問に感じてしまします。 学校間の格差や過度な競争を生まないように、また、子どもたちの気持ちを配慮して、このよう

学力テストCの平均点判明

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中3学力テストCの全道平均が判明しました。 9月・10月・11月と続いた学力ABCテストもついに終了です。 学校でも三者面談が行われ、いよいよ志望校を決める時期が近付いてきました。 学力ABCテストは、全道で行われている大切なテストです。 学校平均だけでなく、全道の平均点のデータも参考にして志望校選びに役立ててください。 偏差値50に最も近い点数を掲載しています。各科目60点満点です。 上段が全道平均、下段が余市町の中学生の平均点とSS(偏差値)となっています。 国語 全道 42.5点 余市 39.3点(SS46.2)  数学 全道 30.8点 余市 23.6点(SS44.8) 社会 全道 33.1点 余市 25.3点(SS43.8) 理科 全道 33.2点 余市 23.0点(SS42.6) 英語 全道 31.1点   余市 24.2点(SS44.2) 合計 全道 171.4点 余市 135.3点(SS43.3) ちなみに、余市町内で一番平均点が高かった学校の5科目合計平均点は、 144.2点でした。偏差値に換算すると44.8くらいです。 最も低かった学校は、126.1点で偏差値は41.5でした。 科目別に見ると、どの学校も理科・社会で苦戦している生徒が多かったようです。 最終的に、全学校、全科目を通じて全道平均を超えることはありませんでした。 3STEPでは、現在、今回の学力ABCテストの結果をもとにした志望校判定を無料で行っています。 志望校についてお悩みの方がいましたら、教室までお気軽にお問合せください。 塾生は、来週から塾での三者面談もスタートです!! にほんブログ村

究極の『絶対評価』

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2学期期末テストも、ほぼ終了しました。 結果については、また改めてご報告します。 たった3校しか中学校がない町ですが、 テスト範囲は、毎回それぞれ異なります。 時々、びっくりするくらい範囲が違うこともあります。 もちろん理由は授業の進め方が担当の先生によって違うからです。 そして、テストの難易度も、かなり違います。 同じ科目でも学校間で1科目20点以上、平均点の差がつくことがあります。 生徒からは、 「学校の先生が、平均点を下げるために難しい問題を出したと言っていた。」 という話を聞いたこともあります。 そんな現状を目の当たりにすると、ふと考えてしまいます。 「教える人も、テストを作る人も、評価をする人も全員一緒って、変じゃない?」 ずっとそうやって来たのだから、疑問に思うのも変な話なのですが、 この状況こそ、究極の『絶対評価』ですよね(笑) 塾でも生徒のためにテストを作ることはありますが、 あくまでも、「本番で力を発揮するためのテスト」や「弱点を発見するためのテスト」という意味合いが強く、それによって生徒を評価することは、ありません。 考えてみると、塾の指導は、 学校のテストや模試など、『見えない敵』の動きを予測して闘っている。 一方で、学校の先生は、 『自分が作った敵』と闘う力を生徒に身に付けさせる指導を行っていることになります。 しかも、定期テストが終わったら、今度は自分の指導から生じた『結果』を自分で評価付けしなければならない。 もしも、平均点が40点というテスト結果になった場合、 最初から平均点を40点に想定してテストを作成していたら、 40点付近の生徒は「3~4」で、60点以上の人は「4以上」がつくのでしょうか? 逆に、平均を65点と予測して作っていたとしたら、 平均点付近でも40点以下は「2」をつけることになるのでしょうか? どちらにしても、作った側の最初の「さじ加減」がわからないので、私たちは通知表の結果について正当かどうかの判断もできません。 この状況を野球に例えたら、 バッターは、生徒。 バッティングコーチは、先生。 ピッチャーも先生。 さらに、審判も先生ということになります。 これでは、公正に判断するのは難しいと思います。 絶対評価になってから

内申点のインフレでAランクが1.5倍に!?

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11月13日の新聞にも載っていましたね。 「内申点」のお話です。 北海道の内申点の特徴は・・・ ○1年と2年の成績が約6割を占める 具体的に言うと、【1年生の合計】×2+【2年生の合計×2】+【3年生の合計×3】となるため、3年生から頑張ればOKということはありません。 ○英数理社国と実技4科目(保体・音楽・美術・技家)が同等の扱い 2001年からは、 テストの点数などで判断される「知識・理解」や 提出物や授業態度などの「関心・意欲・態度」の観点をもとに、 各学校の担当の先生が絶対評価で成績を決めています。 もちろん、先生の独断で決めているわけではなく、 細かく設定された評価項目に沿って子どもたちを評価しています。 相対評価の時代は、もちろん今よりもっと学校格差とか不公平感があったと思うのですが、やはり今でも通知表の付け方について様々な意見がありますよね。 道新の記事も「絶対評価で、インフレ」という見出しがついていました。 昨年度、1月道コンの中3生の内申点をみると、 なんと道コンを受験した生徒の4分の1が「Aランク」「Bランク」で、 Aランクに至っては、10年前の約1.5倍まで増加しているとのことでした。 余市町においても、ここ数年の生徒の成績を見ていると、 「以前よりもA・Bランクが増えたな。」という印象を持っています。 当然、「ランクが上がる=学力が高くなっている」 という状況であれば、素直に喜んでもいいことなのですが、 実際のところはどうなのでしょう? 小樽潮陵の昨年度合格者の内申点の平均は、280(Bランク)で 合格者平均SSは、56.5でした。 合格者の平均内申点が、潮陵とほぼ同じ高校と比較すると 北広島  279 ➡ SS59.2 札幌月寒 282 ➡ SS59.0 函館中部 282 ➡ SS57.9 絶対評価になっても、結局は学校・地域間での格差はあるということですね。 学校単位で成績をつけている限り、公平を求めるのは難しいのかもしれません。 でも、公平性のない評価によって 「合格」や「不合格」を決められる生徒は、とてもかわいそうだと思います。 内申点のインフレは、一見するとラッキーなことのように思えるかもしれませんが、 本来はライバルと差を広げること

結果報告書を掲載しない理由

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北海道教育委員会のホームページ 平成30年度 全国学力・学習状況調査 北海道版 結果報告書 (市町村の状況) 北海道の179市町村中、174市町村の結果が掲載されています。 でも、 余市町・仁木町・赤井川村 は掲載されていません。 前にも書きましたが、余市町も是非、他の市町村と同じように掲載してほしいとお願いしていました。 もちろんお願いだけではなく、掲載しないという決断に至った明確な理由についても質問しましたが、返事はありません。 余市・仁木・赤井川の余市郡の2町1村がまとまって、掲載しない理由は何なのか知りたいです。 ここまで多くの市町村が、テストの結果について広く公表している状況の中で、余市郡の町村だけが『学校の序列化』や『過度の競争』を生むことを理由に非公表を主張するのは、無理があるのでは、と思います。 今のところ判明しているのは、今年中に「平均点などの具体的な数値を用いない」分析結果を町の広報に入れる予定だということです。 (ちなみに、過去の結果を余市町のホームページなどで確認しようと思っても、見つけ出すことはできませんでした。) 前回の記事に引き続き、言いたい事を言います。 これは、私個人の意見ですが、 当然、正確な数値を公表するべきだと思います。 子どもたちの学力・学習に関する問題は、本当に根深いです。 だから、ありきたりの分析や当たり障りのない言葉で片づけてほしくない。 せっかくの貴重なデータを公表しないなんて、意味がわからないし、 正確な数値が出ているのなら、それを知る権利があると思っています。 この結果を正確に発表することで、子どもたち本人の意識だけでなく、保護者や学校関係者、地域の人たちの意識も変わるかもしれない。 意識を変えなければ、大きな変化は望めないと思っています。 以上。 全国学力テストについては、もう考えすぎたので疲れました(笑) (過去記事)疲れた理由は、こんなことがあったからです。。。 ↓ 「教育委員会から返信がきた」 にほんブログ村

今日は、言いたいことを書かせてもらう。~後志管内の結果について~

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「中3 平日全く勉強しない 全国の2倍」 「小中全科目 2年連続全国全道平均 下回る」  今朝の北海道新聞の後志版に掲載された記事の見出しです。 道教委が全国学力調査の管内別の結果を発表したことを受けて、新聞でも大きく取り上げられていました。 この結果について後志教育局は、以下のように分析にしたそうです・・・ 【結 果】 すべての科目 で  全国全道平均 を  下回っている 【原因①】家庭学習時間が少ないから 【原因②】テレビやゲームをやり過ぎてるから 【結果の分析と対策】 「学習内容を定着させるために、練習問題を解く時間を確保する。」 「テレビやゲームに時間を割かれているので、(家庭学習時間を増やすためには)学校の授業だけでなく、家庭や地域の理解や協力が不可欠。」 今日は、言いたいことを書かせてもらいます。 その分析、本気で考えたものですか??? 本気で対策、考えてますか? 平日の勉強時間が30分未満の中3の割合は、22.5%です。 後志管内には、ほとんど勉強していないという生徒が5人に1人よりも多い割合でいるということです。 こんな大変な状況になってしまった原因を本気で考えた結果が『テレビやゲームのせい』ですか? 「テレビやゲームをしているから、勉強をしない」のではなくて、 そもそも勉強をする必要がないと思っているから、テレビやゲームに時間を費やしている、という捉え方もあります。 もしそうであれば、家庭の協力を得てテレビ・ゲームをする時間を減らしたとしても、その代わりに勉強をするようになるとは思えません。 (空いた時間にスマホに費やす可能性の方が絶対高いと思います!) ほとんどの生徒にとっては、テレビやスマホを奪うことよりも、家庭学習に目的を持たせたり、具体的な目標を設定することの方が効果的だと思います。 全く勉強をしていない層に、勉強が必要だと思わせるにはどうしたら良いのか。 学習時間不足については簡単に「テレビやゲームのせい」で片付けてほしくない問題です。 それから、もう一つ。 新聞でも『町村部が多い地域は、都市部が多い地域よりも学力が低い』って、サラーっと言ってますけど、それが当たり前だと思っていませんか? 町村部の学力が低いことについての分析は、 「学校以外で勉強する

小樽潮陵高校~後志地区の高校情報①~

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小 樽 潮 陵 【高校入試】  後志地区ではNo.1の進学校です。 入試では裁量問題を採用。 余市町からは、毎年約15~20名が進学しています。 合格者の中心は、内申ランクB~Cで、 入試のボーダーラインで見ると札幌新川や札幌藻岩とほぼ同じ。 昨年度の倍率は1.1倍。 【大学入試】 昨年度の北大の合格者数は、現役16名・浪人10名の合計26名。(道内8位) 道教育大に22名合格。小樽商大に22名合格。 昨年度は現役生のうち90名が国公立に合格。 昨年度の道内・道外の主な国公立大学の合格者数はグラフの通り。 道内の私立大学の中では、 北海学園大、北星学園大、北海道科学大などに進学する生徒も多い。 昨年度は、慶応大、法政大、明治大、中央大、上智大、立命館大に各1名ずつ合格しています。 にほんブログ村

試験対策スタート〜みんなに伝えたいこと〜

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中学生の2学期期末の試験対策が本格的にスタートしました。 うちの塾の試験対策は、かなり特徴があります。 初めて体験した生徒や保護者の方にビックリされることもあります。 余市で塾を始めたばかりの頃、 一番最初の試験対策で生徒に手作りの試験対策ファイルを手渡したとき、みんな「???」という顔をしていました。 試験勉強がどういうものなのか知らないまま、スタートした試験対策。 それでも、私たちを信じて必死に頑張ってくれたことを思い出します。 あのとき、半泣きで英訳和訳のプリントと闘っていた男子生徒は、 今は、塾のスタッフの一人として中学生の試験対策の指導をしています。 ダンスや空手の習い事で本当に忙しい毎日を過ごしながらも、ストイックに勉強に取り組んでいた女子生徒は、大学時代は講師として働き、今は中学校の先生になりました。 様々な職業に就いて、それぞれの場所で活躍している卒業生たち。 進路は違っても、全員がこの試験対策を乗り越えてきています。 最近では、与えられた課題を全て終わらせて、さらにプラスの勉強を行う強者も出てきましたが… でも、試験勉強に対するモチベーションを上げられずに、宿題や再テストが積もっていく生徒がいるのも事実です。 ここ数年、私たちの中で、葛藤はありました。 どんなやり方が、生徒にとって最適なのか? 私たちの指導システムは、塾を始めた当初から変わっていないにも関わらず、 いつの頃からか「3STEPは宿題の量が多いんでしょ?」と言われることが増えてきました。 そう言われるたびに、毎回驚いてしまいます。 なぜなら、宿題の量は、5、6年前と比べて3割以上減らしているからです。 以前は地域の保護者の方に受け入れられていたことが、今は違ってきているのかもしれない、と考えたこともありました。 でも、やっぱり、やり方は変えません。 塾を立ち上げるときに決めた 「地域の子どもたちの学力向上を目指す」という指導理念は曲げられません。 試験対策が辛いと思っている一年生! 部活との両立で苦しんでいる二年生! 受験勉強に真剣に向き合うことができずに悩んでいる三年生! すべてを完璧にできる人なんていません。 試験対策期間中は、みんな苦しくて大変なんだよ。 実は、その分厚い試験対策ファイルを作ってい

返事はないけど、自分なりに理解する。

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前回の記事 「学校からは返事が来ない・・・けど。」 の続きです。 大阪や東京の小学生の保護者の方からのお話を聞く限りでは、 「昨年度と、ほぼ変化がない」ということでした。 具体的に言うと、授業時間数の増加は、15分の朝学習の時間などを使ってカバーして、授業の中では、町内の学校と同様に、先生との会話を英語で行ったり、ゲームをしながら学習を進めている。 また、書くことに関しては、アルファベットの読み書きの練習はしているようですが、英語の文法は特に触れられていないとのことでした。 ネイティブの先生が月に1回来て授業を行う他は、日本人の先生が授業を行っているそうです。 やはり、何がどう変わったのかはよくわからないのですね。 でも今回、様々な資料や情報を集めている中で、小学生の英語(新指導要領)について自分なりに理解できたことがあります。 ■文法・単語の習得について ・「今日の天気はどうですか?」「日本には、おもしろい場所がたくさんあります。」 など、身近な(?)話題について英語で話せるようにする。 ・新指導要領では、様々な場面を想定して多くの英文に触れることを目的としている。 ・英文に触れる中で、それぞれの文法の違いに気付く。 例)「現在形」と「過去形」の違い、「単数」と「複数」の違いなど。 小学生のうちに多くの英文に触れ、それぞれの違いに気づいた状態で、 中学入学後に本格的に英文法を習えば、より深くスムーズに内容を理解できる。 ということでしょう。 単語についても同じ考えで、「書く」ことを意識しなくても、たくさんの単語に触れておおくことで、中学進学後に実際に覚える段階になったときに苦労せずに覚えることができるだろう、ということでしょう。 そう考えると、小学生の英語に求められているものが少しだけ理解できるようになりました。 中学で習う学習内容の前倒しではなく、中学での英語学習の『紹介』と考えた方が良いのかもしれません。 「こういうときは、英語で〇〇って言うんだよ~。詳しいことは、中学校で習ってね~。」という感じでしょうか。 つまり、小学校時代の英語の授業の成果が本当の意味で発揮されるのは、中学以降ということになりますが、そのことには多少の不安も感じています。 場合によっては、小学校時代のツケが中学に回ってく

学校からは返事が来ない・・・けど。

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小学校での英語の授業の進め方について、以前学校にいくつかの質問をしていました。 (関連記事 「学校からの返事を待つ」 ) 確か、質問をしたのは、1学期だったと思うのですが・・・まだ返事はありません。 私が知りたかったことは、新指導要領の移行措置期間が始まった 『今年度の英語の授業の目標をどのように設定しているか』についてです。 塾で指導するにあたって、国語や算数と同じように学校での授業を意識するべきなのか、1学期の時点では、あまりにも情報が少なすぎて決めることができませんでした。 もしも、国語の漢字と同じように、学校でも英語の単語テストのようなものを定期的に実施するのなら、もちろん塾でも、それらの単語について触れてあげたいと考えていました。 ちなみに、漢字テストであれば、1年間に習得しなければならない漢字はすでに決まっていて、教科書を見れば一目でわかります。 そういうものが、小学校の英語にもあるのかどうか、教えてもらいたかったのです。 勉強するべき単語さえわかれば、それらを毎日の家庭学習の中でも取り組むように指導することもできます。 でも結局、学校からは返事もなく、よくわからないまま2学期が始まり、1年の半分が過ぎてしまいました。 以前も記事で触れましたが、新指導要領では、小学生のうちに600~700語の単語を習得するように設定されています。 今年度だけのことを考えると、現在の小5・6は確かに移行措置期間の生徒ですが、この子たちは数年後、大学入試改革の荒波の真っ只中にいる生徒です。 「できれば、一年でも早く準備を進めてあげたい。」 「今できることをいち早くやらせてあげたい。」 そう考えるのは拙速だったのでしょうか? 子どもたちは、楽しそうに学校での英語の授業の話をしてくれます。 英語で伝えたり、英語を聞いたりする力は、昨年より大きく伸びていると感じています。 でも、どんなことをしているのかは、子どもたちの話を聞けば想像できますが、 どんなことを目標としているのかは、やはり、はっきりとは見えてきません。 そんなモヤモヤした状況が続いていましたが、 今日、以前教室に来てくださった教育関連会社の方からメールが届き、 関東や関西の現状についてのお話や、小学校英語の情報をいただきました。 内容については次回の

書く力と読む力〜大人になっても必要なもの〜

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LINEなどでやりとりをすることが増えてくると、圧倒的に衰えていくものがありますが、 なんだと思いますか? それは、「書く力」です。 LINEでは、かしこまった長い文章は好まれず、1〜2文でのやりとりが続きます。 本当に親しい仲であれば、文を打たなくてもスタンプ一つで意思を伝えることもできます。 とても便利で使いやすいものではありますが、相手の気持ちを予想しながら文章を書き綴る「手紙」などと比較すると、圧倒的に頭を使わなくても済んでしまうツールです。 そして、「書く力」が衰えることによって、長文に触れる機会を失って 自然と「読む力」も衰えていきます。 とは言っても、中高生は、毎日、国語や社会の教科書を読み、学校行事のあとには作文を書かされているのだから、大人よりも文章に触れる機会が多いと感じているかもしれません。 国語の説明文のような長い文章を読んだり、作文や感想文を書かされる面倒くさい作業は、学生のうちだけだと考えている人もいると思います。 でも、残念ながら、 大人の社会こそ日頃の仕事のなかで「書く力」や「読む力」を必要とされているのです。 特に日本は、文書社会です。 おそらく、世の中のほとんどの仕事は、書類の作成が必須です。 お客様や取引先などとのメールには、スタンプは使えません。 「わかりました。」の一言で済む簡単な内容でも、かしこまった挨拶文が必要になる場合もあります。 また、文書の作成とは関係ないと思われる職種でも、 間違いなく「文書を読んで理解する力」は絶対に必要です。 便利なシステムやアプリが、次から次へと登場したとしても、 それを使いこなすためには、自分で説明書を読んで理解しなければいけません。 説明書があるのに、ちゃんと読まずに「これはどう使うのですか?」と質問ばかりしていたら呆れられます。 仕事以外の場面でも、大人になると「○○の手続き」「○○のご案内」などといった文書が、日常には溢れています。 それらをきちんと理解しなければ、生活に支障をきたすこともあるのです。 しっかりとした書き言葉で書けるかどうか。 書かれたものを読んで理解できるかどうか。 この二つは、社会に出てから必ず試される力です。 でも、必要だからといって短期間で身につけられるものではありません。 今

学年末試験日程が、予想外の展開に!

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「今年の冬休みは、短くなる。」ということは、以前から耳にしていました。 その理由は、9月7日の胆振東部地震の際に起こった大規模停電です。 停電の影響を受けて、町内の小中学校は3日間ほど休校になりました。 もちろん、その分の授業時間が削られたため、冬休みの期間を短くして対応するということは予想の範囲内でしたが、まさかこのようなかたちになるとは、思いもしませんでした。 1/10(木) 3時間授業 1/11(金)  学年末試験  &  北海道学力コンクール実施日 1/12(土)  休み 1/13(日)  休み 1/14(月)  休み 1/15(火) 始業式 全部の中学校ではありませんが、 中3生のみ、始業式の前に、前倒しで学年末試験を行うことになりました。 例年、中3生は、冬休み中に入試に向けての受験勉強を行います。 さらに、その合間を縫って、学校の学年末試験の勉強もしなければいけません。 普通の状態でもかなり厳しいスケジュールの中で、試験対策を行わなければいけないのですが、今年は更に厳しい状況になってしまいました。 まず、北海道最大の受験者数のテストである北海道学力コンクール(道コン)と、学年末試験がかぶってしまっています。 道コンは、後日受験というかたちで別の日に受けることもできますが、そうなると正確な順位や帳票が出ません。 なので、体力的にも大変な中で、学校での学年末試験が終わってから同日の夜に受験してもらうことになりそうです。 北海道の塾関係者であれば、わかっていただけると思いますが、1月道コンは受験者数も多く、特に受験生にとって最も大切なテストなので、できれば生徒には万全の状態で受けてもらいたかったです。 学年末試験と道コンが同じ日になってしまったことについては、おそらく偶然の一致なので仕方ないのかな、と思いますが・・・。 でも、12日~15日まで土・日・月と3日間も休みがあるのなら、その間にしっかり学年末のための勉強をする時間を与えて、16(火)か17(水)に学年末試験を行ってほしかったです。 ただでさえ、学年末試験の範囲は、広範囲に及ぶことが多いため、学習する時間を確保するのが難しいのですが、もしも今年、試験日をせめて始業式のあとにしてくれたら、丸3日間は試験対策にあてることができるのです。

学習塾あるある「カタカナ」

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学習塾あるある。 理解していただける方も多いと思います。 英語で新しい単語が出てきた際に、カタカナで読み方を書かせることがあります。 例えば、「window=ウィンドウ」。 (本来、英語をカタカナに直して書くという考え方自体が間違っているという意見もありますが・・・そうすると、いつまでたっても「これなんていうの?」と聞かれるので、私は読めるようになるまでは書かせています。) 生徒「ウィン・・・」 生徒「ウィン・・・ド・・・ あれ?カタカナの『ド』ってどうやって書くんだっけ?」 英語を習い始めの小学生はもちろん、中学生になってもカタカナが思い出せない生徒がいます。これ、珍しい話じゃなくて、本当によくあるんです! しまいには、時間があまりにもかかるので「ひらがなでもいいから書きなさい」と言うと 生徒「ひらがなの『ど』って、どんなのだっけ?」 と、完全に混乱状態になります(笑) 『difficult』 とか、『beautiful』なんて、英単語を覚える前にカタカナでつまづいてしまいます。 「カタカナって、そんなに書いたりする機会はないから仕方ないか・・」と考えていたのですが、この間、驚くべき事実を知りました。 高校に入ってからの「世界史」は、カタカナだらけ!! マルクス=アウレリウス=アントニヌス! なんと高校に入ってからも、カタカナで苦しむ生徒がいるそうです。 (そういう私も、世界史のカタカナ地獄の洗礼を受けて、受験で世界史を使うのを断念した1人でした・・・) 外国の方からすると、日本語は敬語の使い方などを除くと、文法の面ではそれほど難しくくありませんが、使用する文字が「平仮名」「カタカナ」「漢字」の3種類もあるので習得するのが大変だという話を聞いたことがあります。 日本人にとっても、習得が難しくなりつつある「カタカナ」。 小学校のうちに、完璧にしておくことをおすすめします。 にほんブログ村

学力テストBの平均点が判明

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中3学力テストBのおおよその全道平均が判明しました。 現在、進路でお悩みの方は、志望校を決める際の一つのデータとして参考にしてください。 偏差値50に最も近い点数を掲載しています。各科目60点満点です。 上段が全道平均、下段が余市町内の中学校の平均点とSS(偏差値)となっています。 国語   全道 41点 余市 36点(SS44.8)  数学   全道 30点 余市 22点(SS44.2) 社会   全道 32点 余市 24点(SS43.4) 理科   全道 31点 余市 23点(SS43.4) 英語   全道 33点   余市 25点(SS44.0) 合計   全道 167.5点 余市 130.0点(SS43.2) ちなみに、余市町内で一番平均点が高かった学校の5科目合計平均点は、140.8点でした。偏差値に換算すると45くらいです。 最も低かった学校は、122.0点で偏差値は41.7でした。 学力Aと比較してみると、前回の全道平均は162点で、それほど大きな差ではありませんが、全道でみると少し平均点は上がりました。 同様に余市町の平均点も、前回の126.6➡130.0点と上がっています。 しかし、SS偏差値で比較すると、 学力Aでは43.5、学力Bは43.2とやや下がったかたちになります。 いつか、町内のSSが50を超える日が来るのでしょうか。 単純に点数を比較するだけでなく、偏差値を調べて全体の中で自分の成績がどの位置にいるのかを把握するのも大切なことです。 来月実施の学力Cの結果も含めて、学力テストでの自分の偏差値を調べてみても良いと思います。 塾生の皆さんは、塾での三者面談時に詳しくお話しますが、塾生以外の方でも学力テストの結果をお持ちいただければ、進路の相談を受け付けていますので教室までお問合せください。 以前の記事 「余市町内の内申点の付け方」 でも少し触れましたが、倍率があまり上がらない後志管内の高校入試では、内申ランクが高い生徒はそれほど点数を気にしなくても合格できてしまう場合があります。 しかし、内申ランクの恩恵を受けられるのは高校入試までです。 特に、進学校は入ってからが勝負! 今から勝負に備えて、他の地域の生徒と十分に闘える学力をつけてもらいたいと思います。

国公立に行きたければ、上位8%を目指せ!

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今年度の受験情報誌を読んでいて気付いたのですが、『大学進学率』高くなりましたよね。 20年前と比較すると偏差値的には明らかに下がっているはずの高校でも、進路実績を見ると大学へ進学する生徒の割合が増えています。 昨年度の全国の大学・短大進学率が過去最高を記録しているので当然のことなのですが、北海道内の高校生も大学進学を希望する生徒が明らかに増えていることがわかります。 では、余市町がある後志地区と全国を比較するとどうでしょう? 表は昨年度の高校卒業生の進路先の割合を示したものです。 (後志は、公立高校のみの数値です。) 大学進学率は3割で、就職した人の方がやや高くなっています。 ちなみに全国で最も大学進学率が高いのは京都府で66.2%です。 (北海道は44.5%で全国39位) 「大学進学を希望する生徒が増えたなぁ」と感じていたのですが、実際は全国的に見ると北海道も後志も、それほど高くはなかったということがわかりました。 詳しく調べてみると、後志地区の高校卒業生のうち、国公立に進学した生徒は10%で、私大は21%という結果でした。 しかし、上の表の後志の数値は、後志教育局が発表したものなので、公立高校を卒業した生徒のみの結果です。 ここに、後志の私立高校の卒業生223名を入れると、少し割合も変わってきて、上記の数字より大学進学率が下がり、専門学校・就職の割合が上がります。 では、私立高校も入れて、国公立大学への進学率を出してみると、 現役の国公立大学進学率は、 8.3% でした。 様々な資料を見て計算して出したものなので、正式に発表された数値ではありませんが、全国の国公立合格者の割合が9%前後と言われているので、大きく外れていることはないと思います。 ということは、割合だけを見て、ざっくり考えると、中学校で上位8%以内に入っている生徒は、国公立大に進学できる可能性が高い、ということになるでしょうか? 70名の学年なら、5~6名。 40名のクラスなら、3~4名です。 余市町の生徒数は、だいたい1学年で140名~150名なので、 毎年11~13名が国公立に現役で入るくらいの確率ですね。 もちろんこれが正しいということではなく、あくまでも目標を立てるときの目安になる数字です。

初めての全道3位&全国3位入賞!

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今年度4回目の参加となった『速読甲子園2018』で、3STEPは全道3位に入賞しました。 思い返せば、初年度は21位→2年目は7位→3年目は5位。 そして、今年は初の全道TOP3です。 北海道は激戦区なので、なかなか上に上がれなかったのですが、今年はついに目標達成することができました。 ↓ 速読甲子園2018結果 速読甲子園は、全国で「みんなの速読」を導入している塾の受講生が、速読能力を競い合う大会です。 大会は団体戦と個人戦に分かれています。 今回全道3位となった団体戦では、受講生全員が脳トレにチャレンジしますが、その中で教室内の上位5名の合計点が教室の成績となります。 3STEPも小学生から高校生まで、80名以上が参加して日頃のトレーニングの成果を競い合いました。 脳トレでは、画面に映った記号や文字を瞬時に記憶したり、計算をする力が必要ですが、驚異的なスピードで正解を導き出す生徒もいます。 本当に一瞬、ぱっと映っただけで覚えられるそうです。 トレーニングしていない人が見たら、「は????」と目を疑ってしまうほどのスピードです。 今年は、さらに個人戦の高校2年生の部で全国3位に入賞した生徒もいました。 速読甲子園の個人戦での3位入賞は初めての快挙です! 個人戦で高得点をとるには、長文を速く読み解く力と短文を記憶する力の両方が必要となります。 普段から、真剣にコツコツとトレーニングに取り組んでくれている生徒なので、その成果を発揮することができて本当に良かったです。 団体戦・個人戦の成績優秀者は、後日表彰します! また、次月の教室通信にも掲載するので楽しみにしていてくださいね。 にほんブログ村

学力Bテストの平均点

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中3の学力Bが終わり、すでに学力Cに向けての勉強を始めていると思いますが、 この時期になると中3生は忙しくなりますね。 塾は秋休みを経て、明日から再スタートです。 全員で合格を目指してがんばろう! 今年の3年生にとって一番効果的な学習方法を先生方も一生懸命考えて、どんどん実践していきます。 まずは、次のテストに向けて着実に力をつけていきましょう。 学力Bテストの余市町内の中学校の平均点は、 【国語】36.1点  【数学】22.1点  【社会】24.4点 【理科】22.8点  【英語】24.7点  【合計】130.1点 ※数学は、1校で差し替え問題あり。 3STEP塾生平均と町内の平均点を比較すると、 【国語】45.1点(+10) 【数学】33.6点(+11.5) 【社会】34.8点(+10.4) 【理科】30.6点(+7.6) 【英語】36.5点(+12.1) 【合計】180.7点(+50.6) 学力Cも頑張ろう! にほんブログ村

町長に聞いてみたかったこと。

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昨日行われた教育講演会には、町長も講師の一人として出席されていました。 前日に子どもの全国学力テストの結果が返ってきたので、その件について質問しようかなぁ、と考えていました。 始まってビックリ! 隂山先生が一番最初に流したVTRの中で、紹介されていた小学校の全国学力テストの結果がいきなり登場しました。 「全国平均より高い」とか、そんな曖昧な表現ではなく、バーンと数字(点数)で登場です。 その後も、全国学力テストの結果は、様々な指導の成果を紹介する中で何度も登場しました。指導の成果を「子どもたちがみんなできるようになった」「勉強が好きになった」などという、ぼんやりした表現で表すのではなく、きちんとした数字で見ることができたので、すんなりと納得することができました。 また、隂山メソッドを取り入れた指導を徹底的に行っていた小さな小学校の卒業生が、中学進学後に11名中10名が20番以内に入った、という話もされていました。VTRの中でも、学校の先生方が子どもたちの学力向上に取り組んできた成果を堂々と発表されていて、私にとってはとても新鮮でした。 全国学力テストについてもアンケートについても、講演の中では、学校ごとの結果が当然のごとく数字でバンバン紹介されていました。 どの学校も、元は学級崩壊や学力の低さなどの問題を抱えながらも、先生方の熱心な取り組みよって平均点が上がっていった様子がグラフなどで表されていました。 自治体の教育を見直して、学力を上げることによって人口も増えたという例もあると、余市町の町長もおっしゃっていました。 町長からプログラミング教育や隂山メソッドの導入のお話も出ていたので、これから本気で教育に力を注いでいく考えを持っているということが伝わりました。 それならば、まずは、現状を正確に把握できる体制を作っていただきたいです。 今のままでは、一部の学校関係者を除いて前年度の結果との比較もできない状況です。 本気で取り組む前に、せめて余市町内の平均点とアンケート結果の公表を急ぎでお願いしたいです。 前回の役場からのメールでは、「過度の競争や学校の序列化につながるおそれがある」という理由から数値の公表は行わない考えであるとのことでした。 今回の講演会での隂山先生のお話や、全国の学校の経験談を聞いても、町としての考えは変

隂山先生のお話のまとめ。

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余市町PTA連合会主催の教育講演会に行ってきました。 「子どもの可能性」というパネルディスカッションの講師として、 隂山メソッドの隂山英男先生とソフトバンクのCSR統括部長の池田昌人さんが、余市町にいらっしゃってお話をしてくださいました。 (カバンに入っていたので、くしゃくしゃでスミマセン・・・) とても勉強になりました。 隂山先生のお話のすべてが「そう、そう!」と自然に頷いてしまうものばかりだったのですが、なんといっても説得力があるのは、データに基づいた話をされているということです。 教育現場で実際に行った指導の結果をきちんとした数値で示すことで、学校側の取り組みとその成果の因果関係がはっきりと伝わってきて、 何となくモヤモヤしていたものが、すーっと晴れていく感じがしました。 久しぶりに理想論ではない、教育論を聞かせてもらいました。 小学校では「学力を上げたからと言って、学校生活が充実したものになるわけではない。」「勉強よりも、勉強以外から学ぶことの方が大切で、尊い」という考え方が主流なのかと思っていましたが、でも実際は、学力を上げるために思いっきり力を注いでいる学校や先生方が、全国にはたくさんいるんですね。 学力向上は、子どもたちの幸せに繋がって、さらに先生方の幸せにも繋がるという話を聞いて、とてもスッキリしました。 様々なお話を聞きましたが、隂山先生が一番強調されていたのは「集中力の大切さ」だと思います。 『集中して勉強をして、学力を身につける』のではなく、 『勉強をすることで、集中力を身につける』のだそうです。 集中力は、社会に出てからも確実に自分の役に立つものです。 なので、学校は集中力を身に付ける場でなくはいけません。 「集中してやるから、集中力が身につく。」 「だらだらしてやったら、だらだらが身につく。」 ごく当たり前のことですが、やり方や やらせ方については、私も反省すべき点があると感じました。 何をやらせるか(学習内容)よりも、どうやらせるか(学習方法)の方が大切で、指導者は常にもっと良い方法がないか、考えなければならないと痛感しました。 指導方法の話の中で、アクティブラーニングの話に少しだけ触れていましたが、そのあたりはもっと詳しく聞きたかったです。 いろいろな質問もしたかったのですが、時

今年の全国学力テストが返ってきた

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前回の投稿 「全国学力テスト結果~教えてほしい、返してほしい~」 で触れていた 全国学力テストの結果表が、ついに返ってきました。 平成30年度の 全国学力学習状況調査 の結果表です。   封筒に入っていたのは、以下のものです。 ①全国学力・学習状況調査結果のお知らせ(表)  生活状況調査(裏) ②国語・算数・理科の個人の結果表 ③個人票の見方について 個人票には、自分の正答数と全国の平均正答数が書かれています。 自分が全国的に見てどのあたりの位置にいるのか、グラフから知ることができます。 偏差値などは、掲載されていません。 塾の生徒が普段受けているような「学力コンクール」や「模試」の結果表と比較すると、内容は非常にさっぱりしていますね(笑) ①のお知らせの中に、各科目の学校全体の結果に対する学校からのコメントが載っています。 学校平均の具体的な数値 は載せられていませんが、国語A・Bと算数A・Bは、「全国平均をやや上回る」、理科は「同等の結果」という結果だったそうです。 学校平均が全国平均と同等の結果だった理科については、 「知識として理解すべき 科学用語や実験器具の正しい使い方 を問う設問で正解率が低かった」ということで、それに対する改善策として、 「 科学用語・実験器具の使い方の確実な定着 」と書かれていました。 算数についても、 「 円の学習や式に合った問題を考える問題について、課題が残る 」ということで、 改善策の欄には、「 円の学習、文章問題の復習 」と書かれていました。 はい・・・・そうですよね。その通りです。 裏面には、生活状況調査の結果が掲載されています。 子どもたちは60問以上のアンケート形式の質問に答えたそうですが、 「 紙面の関係上抜粋 」ということで、そのうちの13問の結果が載っていました。 アンケートには、全国平均等の表記はなく、学校のみの結果と、それに対する学校からのコメントが載せられていました。 一応自分で、全国平均と比較してみましたが、下記の2問で全国との差が大きいと感じました。黒文字が学校の結果、赤文字が全国平均です。 ①自分には、よいところがあると思いますか? あてはまる 31.0( 41.2 ) どちらかというとあてはまる 39.

全国学力テスト結果~教えてほしい、返してほしい~

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教育委員会に、再度質問したメールの返信は、まだ来ません。 今回の件をきっかけに、全国の自治体がどのように「全国学力・学習状況調査」の結果を公表しているのか調べてみました。 北海道は、平成29年度はほとんどの市町村が同じテンプレートで、全国平均や全道平均との差を公表していました。↓ 全国学力テスト結果 北海道版市町村状況 今回の結果については、全国との比較はもちろん人口や学校規模が近い市町村との比較も大切なことなので、北海道教育委員会のホームページがから全道の市町村の状況を確認できるのはとても便利でした。 「人口が多い市だから平均点が高い」というわけではなく、 小規模な小中学校しかなくても、良い結果を残している町村も数多くあります。 これまでのイメージと異なる発見も多く、興味深いデータだと感じました。 ちなみに、今回、それぞれの自治体の平均点やアンケート結果を確認しましたが、 その結果を見たからと言って、教育委員会がおっしゃっていたような『序列化』や『過度な競争』という言葉は頭には浮かびませんでした。 そんなことより、 「なぜこの地域は結果を残しているのか?」「どんな取り組みを行っているのか?」 そういったことの方が気になります。 膨大なお金と時間を費やして貴重な手に入れたデータです。 テストを行ったからには、データは広く活用されるべきです。 詳細を公表せずに、簡単に「全国より低い」「やや高い」「同じ」などの言葉で済ませるのは、やはり納得がいかないと改めて思いました。 H29年度は全道179市町村中、HPから確認できるのは174市町村。 確認できないのは、5つの自治体だけです。 (そのうち、後志は「余市」「仁木」「赤井川」の3町村。) 今年度の結果についても、詳しく分析を行い、ホームページなどでも公表し始めている自治体も続々と増えてきました。 今年は全国テストのアンケートを2学期以降の指導に活かすために、国は結果の発表を早めたそうです。 小6・中3の4月に行った調査なのだから、当然早い段階で本人にフィードバックするべきです。 なぜなら、次の4月からは中学生・高校生となり、学習のスタイルも生活も大きく変わってしまい、せっかく行った調査が本人には活かされないということに、なりかねないからで

教育委員会から返信がきた

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9月21日に、町のホームページから以下の質問をしました。 件名:今年度の全国学力調査の結果について 町の調査結果の発表は、何月頃の予定でしょうか? 今回は市町村別の結果も、是非公表していただきたいと思います。 町内の子どもたちの学力・学習状況を理解する上で大変重要な資料となりますで、 できるだけ早い段階での公表をよろしくお願いいたいます。 すると、本日返信が来ました。 具体的な文面は載せられませんが、 結果としては、 「具体的な数値を上げた公表はしない」 ということでした。 理由は、 「学校の序列化や過度の競争につながるおそれがある。」 からだそうです。 学校別の公表をしてくれ、とは言ってないんだけどな・・・。 ただ普通に、他の市町村と同じように町内の子どもたちの平均点や各科目ごとの正解率や、生活に関するアンケートの結果を知りたかっただけなんですけど。 ちなみに、市町村別の結果を公表してほしいというお願いについては、 「本調査の結果は、本町分のみ提供されているので、町村別の結果の公表は難しい」 と言われました。??? その、「本町」の結果が知りたいのです! 全国でも多くの市町村が公表しているはずなのですが、 我が町は、具体的な数値は発表していません。 「全国より低く、全道よりやや低い」といったような大まかな公表の仕方だそうです。 でも、せっかく時間とお金をかけて行った調査なのだから、 結果を自分の目で確かめてみたい。 ただ単に平均点や正解率を知りたいだけではなくて、 拙い分析かもしれないけど、自分なりに町内の子どもたちの学力・学習について考える資料が欲しいだけなのです。 というわけで、再度教育委員会に質問をさせてもらいました。 クレーマーとは思われたくない・・・。 実際、クレームを入れているつもりはないけど、 しつこく言ったら、そう思われてしまうだろうか? こういうとき、どうすれば良いのか本気で考え中です。 関連記事 こちらもお読みください。↓ 「町長に聞いてみたかったこと。」 「全国学力テスト結果~教えてほしい、返してほしい~」 「今年の全国学力テストが返ってきた」 にほんブログ村

勉強が楽しい ~プレテスト対策~

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今日から本格的にプレテスト対策スタート。 最初の30分にテスト対策の進め方の説明をじっくり行いました。 「〇の付け方」 「ポイント評価」 「解き直しノート」 「確認テストの進め方」 など、テスト対策のルールには、すべて意味があります。 間違ったところをそのままにせずに解決しながら進めるための工夫が施されています。 なので、ルールをきちんと守って行えば必ず結果は出ます! 説明している最中も、「早くやりたい!」という雰囲気を見せてくれた6年生。 2時間目の個人別の時間は、私語もなく黙々と問題に取り組んでいました。 一番早い生徒は、1時間で算数のテキスト8ページ、確認テスト3枚を終わらせて 満足そうに帰っていきました。 また、普段は社会を覚えられないと言っていた生徒たちも、 一生懸命暗記の作業に取り組んでいました。 「大変だけど、なんか楽しい。」 そう思えるようになれば、必ず乗り越えられます。 あと半年で中学生。 残り半年でどこまで成長してくれるか、心から楽しみにしています。 にほんブログ村

部活の目的って…なんだ?

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塾を始めてからの長年の疑問があります。 一生懸命がんばっている子たちを前にして、 あまり大きな声では言えませんが・・・ 「部活って、なんで毎日あるの???」 毎日あるのがダメって言うことではなくて、 なぜ、同じ部活動を毎日やらなければいけないのか?ってことです。 当然、「もっと強くなるため」とか「試合で勝つため」には 毎日の練習が欠かせないんでしょうけど。 でも、そもそも中学・高校の部活動の本来の目的は何なのでしょうか? まさか、「大会で良い成績を残すこと」ではないですよね? ひたすら強くなることや上手くなることを追求するのが、 学校の部活動の本来の目的ではないと思います。 学校という全員が必ず通う場所で、 勉強以外の「スポーツ」「音楽」「芸術」などに触れる機会を作ってあげることだって 大切なこと。 例えば、こんな感じで放課後を過ごす選択肢があっても良いと思うのです。     ↓ (月)バスケットを楽しむ。ドリブルシュートを教えてもらう。 (火)フルートに挑戦。音が出るようになった。 (水)図書館で本を読んだあと、自宅で自主学習。 (木)先生に習って油絵を描いてみる。 (金)グラウンドで走り込みと、筋トレ。 放課後は、子どもたちにとって宝物のようなスペシャルな時間です。 (大人になったら、放課後なんてないので・・・) 学校が終わってから、家に帰るまでの数時間でチャレンジできることは いくつもあります。 運動が好きな子なら、一つのスポーツではなく様々なスポーツをやってみるのも良いと思います。 そこで自分に合ったスポーツを見つけられれば、 一生楽しむことのできる趣味を手に入れることになるのです。 ブラック部活という言葉がありますが、 実際に平日はもちろん、土日も部活動を行っている学校は少なくありません。 中高生だって、家族と過ごしたり、旅行をして見聞を広めたりすることも 大切ですよね。 今の小学生の保護者や子どもたちに話を聞くと、 スポーツや音楽は好きだけど、体力面や勉強との両立が心配で、 帰宅部(無所属)を選択しようと考えている人もいるようです。 今の状況では、部活動は 「全くやらない」か「がっつりやるか」の2択ですよね。 そんな人のために週に1~2回しか活動しない部活