余市町内の内申点の付け方について
余市町内には3つの中学校がありますが、
残念ながら『内申点』の付け方は、町内の学校間で大きく違います。
後志地区の入試は、内申ランク偏重の傾向があります。それを意識してなのか、ある学校では学力テストで200点に満たない成績でもA・Bランクの生徒がたくさんいます。
一方で、真面目に授業受けて点数をとっていても内申点を上げてもらえない学校もあります。具体的に言うと、同じくらいの学力を持っている生徒でも、一方の学校ではA~Bランク、別の学校ではD~Eランクということが実際にあるのです。毎年、様々な生徒を見ているで、このような学校間の格差については、本当に何とかできないものかと痛烈に感じています。
また、内申点に関してはもう一つ気になっていることがあります。この地域では、進路指導や三者面談の際に、内申ランクが足りていないことで、担任から志望校を受験すること自体に強く反対される場合があるのです。本来、内申点は受験当日に実力が発揮できなかったときのお守りのような役割で、合否に一番大きく関わっているのは、当日の入試の点数です。
内申ランクが低い生徒には、残りの期間の学習計画を立てて、当日点数をとる方法を一緒に真剣に考えてあげれば良いのではないでしょうか。実際に、学校からNOが出ていても最後まで諦めずに、努力した結果、無事に志望校に合格できた生徒も今までに何人もいます。
ここまで、定期テストや内申点についての考えを述べてきましたが、決して各学校を良い・悪いと評価しているわけではないということをご理解いただきたいと思います。
この地域の中学生が、各学校の格差に影響されることなく、高校入学後もそれぞれの目標を達成できるようになることを心から願っています。
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