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11月, 2018の投稿を表示しています

学力テストCの平均点判明

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中3学力テストCの全道平均が判明しました。 9月・10月・11月と続いた学力ABCテストもついに終了です。 学校でも三者面談が行われ、いよいよ志望校を決める時期が近付いてきました。 学力ABCテストは、全道で行われている大切なテストです。 学校平均だけでなく、全道の平均点のデータも参考にして志望校選びに役立ててください。 偏差値50に最も近い点数を掲載しています。各科目60点満点です。 上段が全道平均、下段が余市町の中学生の平均点とSS(偏差値)となっています。 国語 全道 42.5点 余市 39.3点(SS46.2)  数学 全道 30.8点 余市 23.6点(SS44.8) 社会 全道 33.1点 余市 25.3点(SS43.8) 理科 全道 33.2点 余市 23.0点(SS42.6) 英語 全道 31.1点   余市 24.2点(SS44.2) 合計 全道 171.4点 余市 135.3点(SS43.3) ちなみに、余市町内で一番平均点が高かった学校の5科目合計平均点は、 144.2点でした。偏差値に換算すると44.8くらいです。 最も低かった学校は、126.1点で偏差値は41.5でした。 科目別に見ると、どの学校も理科・社会で苦戦している生徒が多かったようです。 最終的に、全学校、全科目を通じて全道平均を超えることはありませんでした。 3STEPでは、現在、今回の学力ABCテストの結果をもとにした志望校判定を無料で行っています。 志望校についてお悩みの方がいましたら、教室までお気軽にお問合せください。 塾生は、来週から塾での三者面談もスタートです!! にほんブログ村

究極の『絶対評価』

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2学期期末テストも、ほぼ終了しました。 結果については、また改めてご報告します。 たった3校しか中学校がない町ですが、 テスト範囲は、毎回それぞれ異なります。 時々、びっくりするくらい範囲が違うこともあります。 もちろん理由は授業の進め方が担当の先生によって違うからです。 そして、テストの難易度も、かなり違います。 同じ科目でも学校間で1科目20点以上、平均点の差がつくことがあります。 生徒からは、 「学校の先生が、平均点を下げるために難しい問題を出したと言っていた。」 という話を聞いたこともあります。 そんな現状を目の当たりにすると、ふと考えてしまいます。 「教える人も、テストを作る人も、評価をする人も全員一緒って、変じゃない?」 ずっとそうやって来たのだから、疑問に思うのも変な話なのですが、 この状況こそ、究極の『絶対評価』ですよね(笑) 塾でも生徒のためにテストを作ることはありますが、 あくまでも、「本番で力を発揮するためのテスト」や「弱点を発見するためのテスト」という意味合いが強く、それによって生徒を評価することは、ありません。 考えてみると、塾の指導は、 学校のテストや模試など、『見えない敵』の動きを予測して闘っている。 一方で、学校の先生は、 『自分が作った敵』と闘う力を生徒に身に付けさせる指導を行っていることになります。 しかも、定期テストが終わったら、今度は自分の指導から生じた『結果』を自分で評価付けしなければならない。 もしも、平均点が40点というテスト結果になった場合、 最初から平均点を40点に想定してテストを作成していたら、 40点付近の生徒は「3~4」で、60点以上の人は「4以上」がつくのでしょうか? 逆に、平均を65点と予測して作っていたとしたら、 平均点付近でも40点以下は「2」をつけることになるのでしょうか? どちらにしても、作った側の最初の「さじ加減」がわからないので、私たちは通知表の結果について正当かどうかの判断もできません。 この状況を野球に例えたら、 バッターは、生徒。 バッティングコーチは、先生。 ピッチャーも先生。 さらに、審判も先生ということになります。 これでは、公正に判断するのは難しいと思います。 絶対評価になってから

内申点のインフレでAランクが1.5倍に!?

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11月13日の新聞にも載っていましたね。 「内申点」のお話です。 北海道の内申点の特徴は・・・ ○1年と2年の成績が約6割を占める 具体的に言うと、【1年生の合計】×2+【2年生の合計×2】+【3年生の合計×3】となるため、3年生から頑張ればOKということはありません。 ○英数理社国と実技4科目(保体・音楽・美術・技家)が同等の扱い 2001年からは、 テストの点数などで判断される「知識・理解」や 提出物や授業態度などの「関心・意欲・態度」の観点をもとに、 各学校の担当の先生が絶対評価で成績を決めています。 もちろん、先生の独断で決めているわけではなく、 細かく設定された評価項目に沿って子どもたちを評価しています。 相対評価の時代は、もちろん今よりもっと学校格差とか不公平感があったと思うのですが、やはり今でも通知表の付け方について様々な意見がありますよね。 道新の記事も「絶対評価で、インフレ」という見出しがついていました。 昨年度、1月道コンの中3生の内申点をみると、 なんと道コンを受験した生徒の4分の1が「Aランク」「Bランク」で、 Aランクに至っては、10年前の約1.5倍まで増加しているとのことでした。 余市町においても、ここ数年の生徒の成績を見ていると、 「以前よりもA・Bランクが増えたな。」という印象を持っています。 当然、「ランクが上がる=学力が高くなっている」 という状況であれば、素直に喜んでもいいことなのですが、 実際のところはどうなのでしょう? 小樽潮陵の昨年度合格者の内申点の平均は、280(Bランク)で 合格者平均SSは、56.5でした。 合格者の平均内申点が、潮陵とほぼ同じ高校と比較すると 北広島  279 ➡ SS59.2 札幌月寒 282 ➡ SS59.0 函館中部 282 ➡ SS57.9 絶対評価になっても、結局は学校・地域間での格差はあるということですね。 学校単位で成績をつけている限り、公平を求めるのは難しいのかもしれません。 でも、公平性のない評価によって 「合格」や「不合格」を決められる生徒は、とてもかわいそうだと思います。 内申点のインフレは、一見するとラッキーなことのように思えるかもしれませんが、 本来はライバルと差を広げること

結果報告書を掲載しない理由

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北海道教育委員会のホームページ 平成30年度 全国学力・学習状況調査 北海道版 結果報告書 (市町村の状況) 北海道の179市町村中、174市町村の結果が掲載されています。 でも、 余市町・仁木町・赤井川村 は掲載されていません。 前にも書きましたが、余市町も是非、他の市町村と同じように掲載してほしいとお願いしていました。 もちろんお願いだけではなく、掲載しないという決断に至った明確な理由についても質問しましたが、返事はありません。 余市・仁木・赤井川の余市郡の2町1村がまとまって、掲載しない理由は何なのか知りたいです。 ここまで多くの市町村が、テストの結果について広く公表している状況の中で、余市郡の町村だけが『学校の序列化』や『過度の競争』を生むことを理由に非公表を主張するのは、無理があるのでは、と思います。 今のところ判明しているのは、今年中に「平均点などの具体的な数値を用いない」分析結果を町の広報に入れる予定だということです。 (ちなみに、過去の結果を余市町のホームページなどで確認しようと思っても、見つけ出すことはできませんでした。) 前回の記事に引き続き、言いたい事を言います。 これは、私個人の意見ですが、 当然、正確な数値を公表するべきだと思います。 子どもたちの学力・学習に関する問題は、本当に根深いです。 だから、ありきたりの分析や当たり障りのない言葉で片づけてほしくない。 せっかくの貴重なデータを公表しないなんて、意味がわからないし、 正確な数値が出ているのなら、それを知る権利があると思っています。 この結果を正確に発表することで、子どもたち本人の意識だけでなく、保護者や学校関係者、地域の人たちの意識も変わるかもしれない。 意識を変えなければ、大きな変化は望めないと思っています。 以上。 全国学力テストについては、もう考えすぎたので疲れました(笑) (過去記事)疲れた理由は、こんなことがあったからです。。。 ↓ 「教育委員会から返信がきた」 にほんブログ村

今日は、言いたいことを書かせてもらう。~後志管内の結果について~

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「中3 平日全く勉強しない 全国の2倍」 「小中全科目 2年連続全国全道平均 下回る」  今朝の北海道新聞の後志版に掲載された記事の見出しです。 道教委が全国学力調査の管内別の結果を発表したことを受けて、新聞でも大きく取り上げられていました。 この結果について後志教育局は、以下のように分析にしたそうです・・・ 【結 果】 すべての科目 で  全国全道平均 を  下回っている 【原因①】家庭学習時間が少ないから 【原因②】テレビやゲームをやり過ぎてるから 【結果の分析と対策】 「学習内容を定着させるために、練習問題を解く時間を確保する。」 「テレビやゲームに時間を割かれているので、(家庭学習時間を増やすためには)学校の授業だけでなく、家庭や地域の理解や協力が不可欠。」 今日は、言いたいことを書かせてもらいます。 その分析、本気で考えたものですか??? 本気で対策、考えてますか? 平日の勉強時間が30分未満の中3の割合は、22.5%です。 後志管内には、ほとんど勉強していないという生徒が5人に1人よりも多い割合でいるということです。 こんな大変な状況になってしまった原因を本気で考えた結果が『テレビやゲームのせい』ですか? 「テレビやゲームをしているから、勉強をしない」のではなくて、 そもそも勉強をする必要がないと思っているから、テレビやゲームに時間を費やしている、という捉え方もあります。 もしそうであれば、家庭の協力を得てテレビ・ゲームをする時間を減らしたとしても、その代わりに勉強をするようになるとは思えません。 (空いた時間にスマホに費やす可能性の方が絶対高いと思います!) ほとんどの生徒にとっては、テレビやスマホを奪うことよりも、家庭学習に目的を持たせたり、具体的な目標を設定することの方が効果的だと思います。 全く勉強をしていない層に、勉強が必要だと思わせるにはどうしたら良いのか。 学習時間不足については簡単に「テレビやゲームのせい」で片付けてほしくない問題です。 それから、もう一つ。 新聞でも『町村部が多い地域は、都市部が多い地域よりも学力が低い』って、サラーっと言ってますけど、それが当たり前だと思っていませんか? 町村部の学力が低いことについての分析は、 「学校以外で勉強する

小樽潮陵高校~後志地区の高校情報①~

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小 樽 潮 陵 【高校入試】  後志地区ではNo.1の進学校です。 入試では裁量問題を採用。 余市町からは、毎年約15~20名が進学しています。 合格者の中心は、内申ランクB~Cで、 入試のボーダーラインで見ると札幌新川や札幌藻岩とほぼ同じ。 昨年度の倍率は1.1倍。 【大学入試】 昨年度の北大の合格者数は、現役16名・浪人10名の合計26名。(道内8位) 道教育大に22名合格。小樽商大に22名合格。 昨年度は現役生のうち90名が国公立に合格。 昨年度の道内・道外の主な国公立大学の合格者数はグラフの通り。 道内の私立大学の中では、 北海学園大、北星学園大、北海道科学大などに進学する生徒も多い。 昨年度は、慶応大、法政大、明治大、中央大、上智大、立命館大に各1名ずつ合格しています。 にほんブログ村

試験対策スタート〜みんなに伝えたいこと〜

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中学生の2学期期末の試験対策が本格的にスタートしました。 うちの塾の試験対策は、かなり特徴があります。 初めて体験した生徒や保護者の方にビックリされることもあります。 余市で塾を始めたばかりの頃、 一番最初の試験対策で生徒に手作りの試験対策ファイルを手渡したとき、みんな「???」という顔をしていました。 試験勉強がどういうものなのか知らないまま、スタートした試験対策。 それでも、私たちを信じて必死に頑張ってくれたことを思い出します。 あのとき、半泣きで英訳和訳のプリントと闘っていた男子生徒は、 今は、塾のスタッフの一人として中学生の試験対策の指導をしています。 ダンスや空手の習い事で本当に忙しい毎日を過ごしながらも、ストイックに勉強に取り組んでいた女子生徒は、大学時代は講師として働き、今は中学校の先生になりました。 様々な職業に就いて、それぞれの場所で活躍している卒業生たち。 進路は違っても、全員がこの試験対策を乗り越えてきています。 最近では、与えられた課題を全て終わらせて、さらにプラスの勉強を行う強者も出てきましたが… でも、試験勉強に対するモチベーションを上げられずに、宿題や再テストが積もっていく生徒がいるのも事実です。 ここ数年、私たちの中で、葛藤はありました。 どんなやり方が、生徒にとって最適なのか? 私たちの指導システムは、塾を始めた当初から変わっていないにも関わらず、 いつの頃からか「3STEPは宿題の量が多いんでしょ?」と言われることが増えてきました。 そう言われるたびに、毎回驚いてしまいます。 なぜなら、宿題の量は、5、6年前と比べて3割以上減らしているからです。 以前は地域の保護者の方に受け入れられていたことが、今は違ってきているのかもしれない、と考えたこともありました。 でも、やっぱり、やり方は変えません。 塾を立ち上げるときに決めた 「地域の子どもたちの学力向上を目指す」という指導理念は曲げられません。 試験対策が辛いと思っている一年生! 部活との両立で苦しんでいる二年生! 受験勉強に真剣に向き合うことができずに悩んでいる三年生! すべてを完璧にできる人なんていません。 試験対策期間中は、みんな苦しくて大変なんだよ。 実は、その分厚い試験対策ファイルを作ってい

返事はないけど、自分なりに理解する。

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前回の記事 「学校からは返事が来ない・・・けど。」 の続きです。 大阪や東京の小学生の保護者の方からのお話を聞く限りでは、 「昨年度と、ほぼ変化がない」ということでした。 具体的に言うと、授業時間数の増加は、15分の朝学習の時間などを使ってカバーして、授業の中では、町内の学校と同様に、先生との会話を英語で行ったり、ゲームをしながら学習を進めている。 また、書くことに関しては、アルファベットの読み書きの練習はしているようですが、英語の文法は特に触れられていないとのことでした。 ネイティブの先生が月に1回来て授業を行う他は、日本人の先生が授業を行っているそうです。 やはり、何がどう変わったのかはよくわからないのですね。 でも今回、様々な資料や情報を集めている中で、小学生の英語(新指導要領)について自分なりに理解できたことがあります。 ■文法・単語の習得について ・「今日の天気はどうですか?」「日本には、おもしろい場所がたくさんあります。」 など、身近な(?)話題について英語で話せるようにする。 ・新指導要領では、様々な場面を想定して多くの英文に触れることを目的としている。 ・英文に触れる中で、それぞれの文法の違いに気付く。 例)「現在形」と「過去形」の違い、「単数」と「複数」の違いなど。 小学生のうちに多くの英文に触れ、それぞれの違いに気づいた状態で、 中学入学後に本格的に英文法を習えば、より深くスムーズに内容を理解できる。 ということでしょう。 単語についても同じ考えで、「書く」ことを意識しなくても、たくさんの単語に触れておおくことで、中学進学後に実際に覚える段階になったときに苦労せずに覚えることができるだろう、ということでしょう。 そう考えると、小学生の英語に求められているものが少しだけ理解できるようになりました。 中学で習う学習内容の前倒しではなく、中学での英語学習の『紹介』と考えた方が良いのかもしれません。 「こういうときは、英語で〇〇って言うんだよ~。詳しいことは、中学校で習ってね~。」という感じでしょうか。 つまり、小学校時代の英語の授業の成果が本当の意味で発揮されるのは、中学以降ということになりますが、そのことには多少の不安も感じています。 場合によっては、小学校時代のツケが中学に回ってく