試験対策スタート〜みんなに伝えたいこと〜


中学生の2学期期末の試験対策が本格的にスタートしました。
うちの塾の試験対策は、かなり特徴があります。
初めて体験した生徒や保護者の方にビックリされることもあります。

余市で塾を始めたばかりの頃、
一番最初の試験対策で生徒に手作りの試験対策ファイルを手渡したとき、みんな「???」という顔をしていました。
試験勉強がどういうものなのか知らないまま、スタートした試験対策。
それでも、私たちを信じて必死に頑張ってくれたことを思い出します。

あのとき、半泣きで英訳和訳のプリントと闘っていた男子生徒は、
今は、塾のスタッフの一人として中学生の試験対策の指導をしています。
ダンスや空手の習い事で本当に忙しい毎日を過ごしながらも、ストイックに勉強に取り組んでいた女子生徒は、大学時代は講師として働き、今は中学校の先生になりました。

様々な職業に就いて、それぞれの場所で活躍している卒業生たち。
進路は違っても、全員がこの試験対策を乗り越えてきています。

最近では、与えられた課題を全て終わらせて、さらにプラスの勉強を行う強者も出てきましたが…
でも、試験勉強に対するモチベーションを上げられずに、宿題や再テストが積もっていく生徒がいるのも事実です。

ここ数年、私たちの中で、葛藤はありました。
どんなやり方が、生徒にとって最適なのか?

私たちの指導システムは、塾を始めた当初から変わっていないにも関わらず、
いつの頃からか「3STEPは宿題の量が多いんでしょ?」と言われることが増えてきました。
そう言われるたびに、毎回驚いてしまいます。

なぜなら、宿題の量は、5、6年前と比べて3割以上減らしているからです。

以前は地域の保護者の方に受け入れられていたことが、今は違ってきているのかもしれない、と考えたこともありました。

でも、やっぱり、やり方は変えません。

塾を立ち上げるときに決めた
「地域の子どもたちの学力向上を目指す」という指導理念は曲げられません。

試験対策が辛いと思っている一年生!
部活との両立で苦しんでいる二年生!
受験勉強に真剣に向き合うことができずに悩んでいる三年生!

すべてを完璧にできる人なんていません。
試験対策期間中は、みんな苦しくて大変なんだよ。
実は、その分厚い試験対策ファイルを作っている先生も、
毎回の小テストを作成している先生も、
授業中みんなのために怒っている先生も、
とにかく必死なのです。
そして、どうしたらみんなにとって、より良い試験対策ができるのか、いつも考えています。
あと約二週間、お互いにとって後悔のない試験対策にしよう。
保護者の方々には試験対策中は送迎をしていただく日が増え、
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

みんなが最後までやり切れるように、精一杯サポートしていきます。

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「2学期中間テスト結果が教えてくれたこと~成績が伸びる生徒~」

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