『勉強の仕方がわからない』は、2パターンある(2)
『勉強の仕方がわからない』は、2パターンある(1)
前回の続きです。
「うちの子は、勉強の仕方がわかっていないんです。」
そういった言葉が保護者の方から出てくる場合、
「うちの子は、勉強の取り組み方がわかっていない。」という意味であることが、
よくあります。
さらに掘り下げていくと、
「家では、全く勉強に向かう姿勢が見られない。」という切実な状況である場合も
たまにあります。
というわけで、2パターン目は、
「勉強の仕方がわからない」=「勉強の習慣が身に付いていない」
というタイプになります。
中学生の場合、こういった状況を改善するのに、
ある程度の時間がかかります。
いざ、勉強に対するやる気が出てきたとしても
サボってきた分を取り戻すためには、相応の努力が必要です。
もちろん、本人にとっても大変な苦労を伴うこともありますし、
そんな姿を見守る親にも覚悟が必要です。
このような状況にならないために、
毎日勉強に取り組む習慣は、やはり小学生のうちに身に付けておくべきだと思います。
もちろん、小学生ということで、
『勉強』の優先順位を何位にするかは、それぞれ考え方があると思いますが・・・
でも、スポーツや習い事や遊びを第一に考えていたとしても、
「勉強に対する取り組み方=毎日の習慣」を身に付ける機会は、ちゃんとあります。
小学生のうちは毎日宿題が出されます。
さらに、高学年になるとプリントだけでなく自分で学習内容を考えて、家庭学習を行わせている学級がほとんどです。
(自主的な学習とは言え、課題や反省を書かされたり、家庭学習の内容を評価付けされたり、やる方も大変ですが、チェックする先生方もかなり大変だと思います・・・。
本当に頭が下がります。あとは、小学生であっても、一生懸命勉強した結果、具体的にどんないいことがあるのか、勉強しなかった場合どんな悪いことが起きるのかということを実感できる機会があれば、もっと良くなるので?とも思います。)
今の子どもたちは、小学生時代に、宿題や家庭学習を通じて「勉強に対する取り組み方」を学ぶ機会をきちんと与えられているのです。
是非、そのチャンスを十分に活かして、学習習慣を身に付けてもらいたいと思います。
お子さんが「勉強の仕方がわからない」と言ったとき、
2つのパターンが考えられますが、
どちらにしても、そのままにしておくのは危険です。
悩んでいることがあったら、3STEPに相談してください。
具体的な勉強方法の指導も、
本質的な勉強の取り組み方も、
毎日、これでもかという程、考えています(笑)
お役に立てることが、必ずあると思いますので。
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