町長に聞いてみたかったこと。


昨日行われた教育講演会には、町長も講師の一人として出席されていました。
前日に子どもの全国学力テストの結果が返ってきたので、その件について質問しようかなぁ、と考えていました。

始まってビックリ!
隂山先生が一番最初に流したVTRの中で、紹介されていた小学校の全国学力テストの結果がいきなり登場しました。
「全国平均より高い」とか、そんな曖昧な表現ではなく、バーンと数字(点数)で登場です。
その後も、全国学力テストの結果は、様々な指導の成果を紹介する中で何度も登場しました。指導の成果を「子どもたちがみんなできるようになった」「勉強が好きになった」などという、ぼんやりした表現で表すのではなく、きちんとした数字で見ることができたので、すんなりと納得することができました。

また、隂山メソッドを取り入れた指導を徹底的に行っていた小さな小学校の卒業生が、中学進学後に11名中10名が20番以内に入った、という話もされていました。VTRの中でも、学校の先生方が子どもたちの学力向上に取り組んできた成果を堂々と発表されていて、私にとってはとても新鮮でした。

全国学力テストについてもアンケートについても、講演の中では、学校ごとの結果が当然のごとく数字でバンバン紹介されていました。
どの学校も、元は学級崩壊や学力の低さなどの問題を抱えながらも、先生方の熱心な取り組みよって平均点が上がっていった様子がグラフなどで表されていました。

自治体の教育を見直して、学力を上げることによって人口も増えたという例もあると、余市町の町長もおっしゃっていました。
町長からプログラミング教育や隂山メソッドの導入のお話も出ていたので、これから本気で教育に力を注いでいく考えを持っているということが伝わりました。

それならば、まずは、現状を正確に把握できる体制を作っていただきたいです。
今のままでは、一部の学校関係者を除いて前年度の結果との比較もできない状況です。
本気で取り組む前に、せめて余市町内の平均点とアンケート結果の公表を急ぎでお願いしたいです。
前回の役場からのメールでは、「過度の競争や学校の序列化につながるおそれがある」という理由から数値の公表は行わない考えであるとのことでした。
今回の講演会での隂山先生のお話や、全国の学校の経験談を聞いても、町としての考えは変わらないのか、ぜひ聞いてみたいです。

再度、町の平均の公表をお願いした二度目のメールの返事はまだ来ません。
返事が来たら、ブログでご報告します。

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