学年末試験日程が、予想外の展開に!
「今年の冬休みは、短くなる。」ということは、以前から耳にしていました。
その理由は、9月7日の胆振東部地震の際に起こった大規模停電です。
停電の影響を受けて、町内の小中学校は3日間ほど休校になりました。
もちろん、その分の授業時間が削られたため、冬休みの期間を短くして対応するということは予想の範囲内でしたが、まさかこのようなかたちになるとは、思いもしませんでした。
1/10(木) 3時間授業
1/11(金) 学年末試験 & 北海道学力コンクール実施日
1/12(土) 休み
1/13(日) 休み
1/14(月) 休み
1/15(火) 始業式
全部の中学校ではありませんが、
中3生のみ、始業式の前に、前倒しで学年末試験を行うことになりました。
例年、中3生は、冬休み中に入試に向けての受験勉強を行います。
さらに、その合間を縫って、学校の学年末試験の勉強もしなければいけません。
普通の状態でもかなり厳しいスケジュールの中で、試験対策を行わなければいけないのですが、今年は更に厳しい状況になってしまいました。
まず、北海道最大の受験者数のテストである北海道学力コンクール(道コン)と、学年末試験がかぶってしまっています。
道コンは、後日受験というかたちで別の日に受けることもできますが、そうなると正確な順位や帳票が出ません。
なので、体力的にも大変な中で、学校での学年末試験が終わってから同日の夜に受験してもらうことになりそうです。
北海道の塾関係者であれば、わかっていただけると思いますが、1月道コンは受験者数も多く、特に受験生にとって最も大切なテストなので、できれば生徒には万全の状態で受けてもらいたかったです。
学年末試験と道コンが同じ日になってしまったことについては、おそらく偶然の一致なので仕方ないのかな、と思いますが・・・。
でも、12日~15日まで土・日・月と3日間も休みがあるのなら、その間にしっかり学年末のための勉強をする時間を与えて、16(火)か17(水)に学年末試験を行ってほしかったです。
ただでさえ、学年末試験の範囲は、広範囲に及ぶことが多いため、学習する時間を確保するのが難しいのですが、もしも今年、試験日をせめて始業式のあとにしてくれたら、丸3日間は試験対策にあてることができるのです。
他の中学校の詳しい日程がまだわかっていないので何とも言えませんが、もしも1校だけの変更であれば、少しかわいそうな気がします。
受験生にとって、1月と言えばラストスパートの時期です。
一日一日がとても大切で、貴重な学習時間となるので、
理想としては、
①冬期講習
②道コン
③学年末試験対策(3日間)
④始業式
⑤学年末試験
という流れになれば、良い形で勉強する時間を確保できたのではないかと思います。
今回の日程だと、
①冬期講習
②道コン&学年末テスト
③休み(3日間)
④始業式
ということになってしまいますね。
学年末テストのあとの3日間が、非常にもったいないような気になります。
これから冬期講習を含めたスケジュールの組み直しです。
良い形で冬休みを過ごせるようにカリキュラムを考え中です。
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