迫りくる大学入試共通テスト ~情報過疎地域から思う~

今の中学生や小学生を見ていると、
「この子たちは、センター試験じゃなくて、新しい共通テストで受験するのか・・・」
とちょっと身構えてしまいます。

大学入試改革は、いつの間にか現実のものになるんですね。
遠い夢の話だと思っていました。

もうすでに共通テストの試行調査が始まっていますが、様々な課題が出てきているそうです。
まず、「難しすぎる!」という点。
新しい形式の試験なので、慣れるまではもちろん難しいと感じると思いますが、
どうやらそんなに単純なことではではないようです。

従来のマークシート形式以外に、記述形式の問題も出題され、
国語の長文記述問題では完全正答率が1割以下の0.7%の問題もあったそうです。
国語力の強化は、すぐに成果が出るものではないので、小学生のうちから対策が必要ですね。
また、数学も記述式の問題の対策も考えなければなりません。
どうしても今までの受験生の学力と照らし合わせて考えてしまうのですが、
やはり二次対策で数学を勉強している理系の受験生は大丈夫だとしても、
文系の受験生にとってはかなり厳しいですよね。
試行調査では、記述問題の全3問の正答率は1割未満だったそうです。

さらに、記述問題の採点についても問題が指摘されています。
採点基準を厳密にしても、採点者によって偏りがでる可能性もあり、
そうなると、「採点ミスで不合格になった」などという事件が頻発しそうです。

どちらにしても新しいことに対応するためには、様々な情報収集が必要です。
北海道が情報過疎地域にならないように、常にアンテナを張っていてほしいです。
もちろん私たちも小さな町から一生懸命情報を集めるつもりです。


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